大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 30) |
対象学科:服専2年 |
授業形態:実習 学期:後期 必・選:選択 |
服飾文化専攻科目 |
菊 地 紗 代 |
授業概要 |
衣服製作の一連の工程を通し,衣服の基本的構造,制作過程を学び,専門的な知識・技術の習得を目指す。課題として裏付きスカートを製作させる。パターンは基本のセミタイトとし,ウール素材のチェック柄を用いて柄合わせを学ばせる。採寸,裁断,仮縫い・補正,ウール生地の他,裏地などの副資材の取り扱い,ファスナー・ベルトの縫製方法などについて教授し,理解を深めさせる。また、小物制作を通してファスナー付けの技術を習得させる。オーダー・お直し,服飾教育現場に携わった講師が指導する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・スカートの製図ができる。 |
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・専門的な縫製知識・技術を身につける。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | スカートについて,採寸,製図,用布の見積 | 製図の復習をしておく。製図を完成させ,提出する。制作ノート作成。材料の準備。 |
2 | パターンカット,表地:地直し,裁断,印付け | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
3 | 仮縫い,シーチングベルト作製 | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
4 | 試着 | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
5 | 補正 | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
6 | 縫い代整理,裏地・ベルト裁断,縫製工程確認 | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
7 | 部分縫い①コンシールファスナー付け(表地) | 部分縫いを完成させる。制作ノート作成。 |
8 | 本縫い①表地:ロックミシン,左脇,コンシールファスナー付け | 部分縫いを完成させる。制作ノート作成。 |
9 | ②表地:ダーツ,右脇,裾始末 ③裏地:脇,裾 |
指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
10 | 部分縫い②コンシールファスナー付け(裏地) | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
11 | 本縫い④裏地:コンシールファスナー付け ⑤表地・裏地:中綴じ,ウエスト始末 |
指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
12 | ⑥ベルト作り | 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。 |
13 | ⑦ベルト付け,前カン付け,仕上げ | 課題・制作ノートを完成させる。 |
14 | 小物制作(ポーチ)フラットニットファスナー付け | 課題・制作ノートを完成させる。 |
15 | スカート試着,プレゼンテーション | プレゼンテーションの準備をする。 全行程を振り返る。 |
履修上の注意 |
被服実習Ⅰを履修していること。 第一回目の授業時に自分のスカート原型(タイトスカートのパターン)を持参すること。 裁縫用具一式を毎回持参すること。遅刻・欠席をしないこと。 進度に遅れが出た場合は,必ず次回までに終わらせておくこと。 材料費は各自負担。 |
成績評価方法・基準 |
提出物60%,受講状況(作業状況,制作ノート)を40%として評価する。 未提出がある場合は評価対象としないことがある。 課題については,授業中にフィードバック,又は後日添削して返却する。 |
教科書 |
〔文化ファッション大系 改訂版・服飾造形講座② スカート・パンツ 文化服装学院編〕〔文化出版局〕〔1,870円〕 |
参考書 |
〔アパレル設計実習 アパレル生産実習〕〔日本衣料管理協会〕〔2,750円〕 〔ファッション造形 基礎〕〔実教出版〕 |
備 考 |
実習内容や課題は,作業の進行状況等により,変更する場合がある。 ルーブリック評価については第一回目の授業で説明する。 質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。 |
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