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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  被服造形実習Ⅰ
[ A-3-c-05-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 30)
 対象学科:服専2年
 授業形態:実習 学期:前期 必・選:選択
 服飾文化専攻科目
 菊 地 紗 代

授業概要
 服飾造形に関する基本的な縫製知識・技術の習得を目指し,製作を通して衣服の基本的構造の理解を深めさせる。課題として綿素材のシャツブラウスを製作する。製図は,身頃原型のダーツ移動・操作を復習し、衿付き,半袖とする。採寸,デザインに合った布地の選択,裁断,印つけ,仮縫い・補正,布地・副資材の取り扱い,縫製方法などについて教授する。オーダー・お直し,服飾教育現場に携わった講師が指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・シャツの製図ができる。
0.2 0.6 0.2
 
・基本的な縫製知識・技術を身につける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 シャツについて,採寸,製図(実寸):①身頃 製図の復習をしておく。製図の提出。制作ノート作成。
 
2                   ②衿,袖/用布の見積 製図を完成させ,提出する。制作ノート作成。材料の準備。
 
3 製図:合印付け,パターンカット,表地:地直し 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
4 表地・芯:裁断,芯貼り,印入れ 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
5 仮縫い 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
6 試着 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
7 補正 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
8 縫い代整理,衿・ポケット裁断,縫製工程確認 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
9 本縫い①ダーツ,ポケット作り・ポケット付け 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
10    ②肩,衿作り 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
11    ③衿付け 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
12    ④脇,裾,袖作り 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
13    ⑤袖付け 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
14    ⑥ボタンホール,ボタン付け,仕上げ 課題・制作ノート完成させ,提出する。
 
15 試着,プレゼンテーション プレゼンテーションの準備をする。
全行程を振り返る。
 

履修上の注意
裁縫用具一式を毎回持参すること。
第一回目の授業時に自分の原型を準備すること。
遅刻・欠席をしないこと。進度に遅れが出た場合は,必ず次回までに終わらせておくこと。
材料費は各自負担。

成績評価方法・基準
提出物60%,受講状況(作業状況,制作ノート)を40%として評価する。
未提出がある場合は評価対象としないことがある。
課題・提出物は個別指導時、または後日添削してフィードバックする。

教科書
〔文化ファッション大系 改訂版・服飾造形講座③ ブラウス・ワンピース 文化服装学院編〕〔文化出版局〕〔1,870円〕

参考書
〔文化ファッション大系 服飾造形講座⑨ メンズウエアⅠ(体系・シャツ・パンツ) 文化服装学院編〕〔文化出版局〕〔2,550円〕
〔アパレル設計実習 アパレル生産実習〕〔日本衣料管理協会〕〔2,750円〕
〔誌上・パターン塾 Vol.1トップ編〕〔文化出版局〕〔1,667円〕

備 考
実習内容や課題は,作業の進行状況等により,変更する場合がある。
ルーブリック評価については第一回目の授業で説明する。
質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。

 
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