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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  スタートアップソーイング
[ A-3-c-02-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:服専1年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:必修
 服飾文化専攻科目
 菊 地 紗 代

授業概要
 被服造形分野に不可欠な基礎知識と,縫製技術の基礎・基本を習得させる。縫製に使われる用具,布地の扱い方,手縫いの基礎,ミシン・アイロンの使い方などについて教授する。布地と副資材の選び方では,仙台市内の店舗にて学外研修を実施する。課題制作は基礎的事項を重視した内容であり,縫製方法を正しく習得させ,応用展開につながる技術と実践力を身に付けさせる。オーダー・お直し,服飾教育現場に携わった講師が教授する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・服飾造形分野の基礎的知識と技術,実践力を身につける。
0.1 0.1 0.6 0.2
 
・自己管理能力,論理観,課題解決能力を身につける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 被服製作の基礎知識,用具確認,基礎縫い準備 教科書に目を通す。基礎縫いの準備。
 
2 基礎縫い:手縫い①(並縫い,しつけ) 指定箇所まで作業を終わらせる。
 
3       〃 ②(まつり) 指定箇所まで作業を終わらせる。
 
4       〃 ③(留め具付け) 課題を完成させ,提出する。
 
5      ミシン縫い①(直線ミシン使い方) 指定箇所まで作業を終わらせる。
 
6        〃  ②(縫い代始末,ロックミシン使い方) 課題を完成させ,提出する。
 
7 課題制作:ハーフパンツ・定規ケース作図,用布の見積もり 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
8 布地,副資材の選び方(学外研修) 研修内容を見直す。
 
9 課題制作:型紙カット,地直し 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
10      裁断,印付け 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
11      ハーフパンツ本縫い①脇,裾 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
12       ②股ぐり 指定箇所まで作業を終わらせる。制作ノート作成。
 
13         ③ウエスト 課題・制作ノートを完成させ,提出する。
 
14      定規ケース本縫い, 提出 課題・制作ノートを完成させ,提出する。
 
15 試着,プレゼンテーション プレゼンテーションの準備をする。
全行程を振り返る。
 

履修上の注意
遅刻・欠席をしないこと。進度に遅れが出た場合は,必ず次回までに終わらせておくこと。
授業に必要な裁縫用具一式を毎回持参すること。
作品保管用にハンガーを各自準備すること。
課題制作の材料費は各自負担。

成績評価方法・基準
提出物60%,受講状況(作業状況,制作ノート)を40%として評価する。
未提出がある場合は評価対象としないことがある。
課題・提出物は個別指導時、または後日添削してフィードバックする。

教科書
〔文化ファッション大系 改訂版・服飾造形講座① 服飾造形の基礎 文化服装学院編〕〔文化出版局〕〔2,850円〕

参考書
〔アパレル設計実習 アパレル生産実習〕〔日本衣料管理協会〕〔2,750円〕
〔誌上・パターン塾 Vol.3パンツ編〕〔文化出版局〕〔1,700円〕

備 考
演習内容や課題は,作業の進行状況等により,変更する場合がある。
ルーブリック評価については第一回目の授業で説明する。
質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。

 
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