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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  被服学
[ A-3-b-01-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専1年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修
 服飾文化専攻科目
 菊 地 紗 代

授業概要
 被服は人間の生活に大きな役割を果たしてきた。私たちを取り巻く社会環境は変化していくため,対応できるように被服について考えていく必要がある。そこで本講義では,健康・安全・快適性をキーワードに衣生活について概説する。人間の着用を中心におきながら,社会性,素材,品質と管理について取り上げる。さらに,消費,環境についても触れ,これからの衣生活を向上させるために必要な知識を習得させ,実践能力が高められるよう指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・衣服の機能について理解できる。
0.2 0.2 0.4 0.1 0.1
 
・社会と被服の関係について理解できる。
 
・環境に配慮した衣生活を送るために必要な知識を身につける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 被服学とは,人はなぜ装うのか 装いの機能についてまとめる。
 
2 気候風土と装い 民族服についてまとめる。
 
3 衣服のかたちの変遷①洋装 洋装についてまとめる。
 
4 衣服のかたちの変遷②和装 和装についてまとめる。
 
5 装いと健康 快適性についてまとめる。
 
6 装いによる気候調節 温度調節についてまとめる。
 
7 動きやすさと衣服 動きやすさについてまとめる。
 
8 衣服の素材(グループワーク) 素材についてまとめる。
 
9 衣服の加工,品質 性能・加工,表示についてまとめる。
 
10 衣服の管理 洗濯,管理についてまとめる。
 
11 人の成長とからだつき(体験学習),アパレル産業と既製服 体型,既製服についてまとめる。
 
12 装いのコミュニケーション 色,流行,個性についてまとめる。
 
13 ユニバーサルデザインと装い ユニバーサルデザインについてまとめる。
 
14 装いと生活環境
レポートの作成
再利用についてまとめる。
ワークシートを提出する。
レポートを完成させる。
 
15 レポートの発表,まとめ レポートを提出する。
 

履修上の注意
遅刻・欠席をしないこと。日頃から被服に関することに興味関心を持つこと。

成績評価方法・基準
提出物(ワークシート・レポート)60%,受講状況(ミニットペーパー等)40%で評価する。
未提出がある場合は評価対象としないことがある。)
課題・提出物は個別指導時、または後日添削してフィードバックする。

教科書
〔ビジュアル衣生活論〕〔岡田宣子編著〕〔建帛社〕〔2,530円〕

参考書
無し(適宜,プリントを配布する)

備 考
ルーブリック評価については,第一回目の授業で説明する。
質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。

 
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