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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  地域栄養活動演習Ⅰ
[ B-3-h-03-2-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:健専4年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択/管栄(必)
 健康栄養学専攻科目
 栗 山 孝 雄

授業概要
本演習では、「公衆栄養学」や「公衆衛生学」等で学習した人間の生活圏である地域、市町村、都道府県のレベルを中心に、そこで展開される「地域栄養活動」に関して、以下の点を扱う。
【1】地域における健康面や栄養面、食生活に関する事例や課題より、現状や問題点を把握する。その上で、対策や関連する政策などについて、食生活や栄養摂取、栄養改善の視点から検討する。
【2】後期の大学祭において、本演習に関する内容の展示・情報発信を行う。その企画、準備を行う。
【3】「地域栄養活動」に関連する時事問題について解説する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
地域が抱える健康・栄養に関する課題の対処方法、解決方法を身につける。
 
地域栄養活動を行う際に必要な知識や技術を身につける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 「食生活改善に関する実習」の振り返り
※グループワーク
「公衆栄養学実習」で扱った「食生活改善に関する実習」を振り返り、活動を展開する際に必要な社会資源などについて確認する。
 
2 地域栄養活動の企画①:大学祭での展示・情報発信について
※PBL、グループワーク
過去に行った活動をもとに、発信すべき情報や内容を検討する。
 
3 若年者への食に関する情報発信①:事例紹介 授業で扱った事例について、活動を行う上での課題、検討すべき点を考える。
 
4 地域社会における健康・栄養に関する現状と問題点の把握 教科書p.66~76 健康日本21(第二次)を復習しておく。授業を通じて、日本の健康・栄養に関する現状と問題点について復習、確認する。
 
5 健康づくりに関する普及・啓発活動①:キャッチコピーの作成

作業を通じて、健康に関する情報発信の効果的な方法について考える。
 
6 地域栄養活動の企画②:大学祭での展示・情報発信の内容について
※PBL、グループワーク
第2回~第5回の授業内容を踏まえ、ポピュレーションアプローチにつながる内容を検討する。
 
7 健康づくりに関する普及・啓発活動②:キャッチコピーの発表、まとめ
※プレゼンテーション

発表を通じて、健康に関する情報発信のポイントを学習する。
 
8 公衆栄養・公衆衛生関係の時事問題①:健康面、栄養面に関する最新情報の紹介
授業で扱った事例を通じて、今後の課題や対策等について検討する。
 
9 地域栄養活動の企画③:大学祭での展示・情報発信の内容の確認
※PBL、グループワーク

第6回授業の内容を振り返り、発信する情報の信用性、問題点などを確認する。
 
10 日本栄養士会「全国栄養士大会」への参加①:ガイダンス
大会の開催の目的を確認し、管理栄養士・栄養士が現場で活動する際に必要な知識、情報などを把握する。
 
11 日本栄養士会「全国栄養士大会」への参加②:オンライン講演の受講

講演内容より、管理栄養士・栄養士が活動する際に必要な知識、情報などを修得する。
 
12 若年者への食に関する情報発信②:地域栄養活動の展開事例 教科書「第6章」を読み、公衆栄養プログラムの展開について確認する。授業での事例を通じて、地域栄養活動の展開方法について理解を深める。
 
13 若年者への食に関する情報発信③:ニュースペーパーの内容検討

情報発信源となるニュースペーパーの内容について考える。
 
14 地域栄養活動の企画④:大学祭での展示・情報発信の準備
※PBL、グループワーク
第9回授業の内容をもとに、発信する情報のまとめ方、発信方法の問題点を確認する。
 
15 地域栄養活動の企画⑤:大学祭での展示・情報発信の準備・確認
※PBL、グループワーク
第14回授業で取り組んだ内容について、内容の確認、改善点の対応を行う。
 

履修上の注意
①遅刻は、始業時から15分以内とする。それを越えた場合は原則「欠席」とする。ただし、通学時の事故等、やむを得ない理由の場合は考慮するので、必ず教員に申告すること。
②状況等により、授業の順序を変更する場合がある。
③内容によっては授業時間外、集中講義期間等に行うものもある。
④本科目の単位を取得できないと、管理栄養士国家試験受験資格を取得できない。

成績評価方法・基準
・提出物(課題、ミニットペーパー等)(60%)、受講態度(40%)を総合して、成績評価を行う。
※受講態度については、①遅刻が多い、②提出課題の提出期限を守らない、③演習中に演習とは関係ない行為を行うなど、問題のある者は、状況に応じて減点する。
・提出物については、後日フィードバックを行う。

教科書
〔公衆栄養学〕〔荒牧礼子ほか〕〔化学同人〕〔2,600円〕

参考書
なし。授業内で適宜紹介する。

備 考
質問等については、授業終了時またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受付ける。

 
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