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シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15) |
対象学科:健専4年 |
授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択/管栄(必) |
健康栄養学専攻科目 |
栗 山 孝 雄 |
授業概要 |
本演習では、「公衆栄養学」や「公衆衛生学」等で学習した人間の生活圏である地域、市町村、都道府県のレベルを中心に、そこで展開される「地域栄養活動」に関して、以下の点を扱う。 【1】地域における健康面や栄養面、食生活に関する事例や課題より、現状や問題点を把握する。その上で、対策や関連する政策などについて、食生活や栄養摂取、栄養改善の視点から検討する。 【2】後期の大学祭において、本演習に関する内容の展示・情報発信を行う。その企画、準備を行う。 【3】「地域栄養活動」に関連する時事問題について解説する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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地域が抱える健康・栄養に関する課題の対処方法、解決方法を身につける。 |
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地域栄養活動を行う際に必要な知識や技術を身につける。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | 「食生活改善に関する実習」の振り返り ※グループワーク |
「公衆栄養学実習」で扱った「食生活改善に関する実習」を振り返り、活動を展開する際に必要な社会資源などについて確認する。 |
2 | 地域栄養活動の企画①:大学祭での展示・情報発信について ※PBL、グループワーク |
過去に行った活動をもとに、発信すべき情報や内容を検討する。 |
3 | 若年者への食に関する情報発信①:事例紹介 | 授業で扱った事例について、活動を行う上での課題、検討すべき点を考える。 |
4 | 地域社会における健康・栄養に関する現状と問題点の把握 | 教科書p.66~76 健康日本21(第二次)を復習しておく。授業を通じて、日本の健康・栄養に関する現状と問題点について復習、確認する。 |
5 | 健康づくりに関する普及・啓発活動①:キャッチコピーの作成 |
作業を通じて、健康に関する情報発信の効果的な方法について考える。 |
6 | 地域栄養活動の企画②:大学祭での展示・情報発信の内容について ※PBL、グループワーク |
第2回~第5回の授業内容を踏まえ、ポピュレーションアプローチにつながる内容を検討する。 |
7 | 健康づくりに関する普及・啓発活動②:キャッチコピーの発表、まとめ ※プレゼンテーション |
発表を通じて、健康に関する情報発信のポイントを学習する。 |
8 | 公衆栄養・公衆衛生関係の時事問題①:健康面、栄養面に関する最新情報の紹介 |
授業で扱った事例を通じて、今後の課題や対策等について検討する。 |
9 | 地域栄養活動の企画③:大学祭での展示・情報発信の内容の確認 ※PBL、グループワーク |
第6回授業の内容を振り返り、発信する情報の信用性、問題点などを確認する。 |
10 | 日本栄養士会「全国栄養士大会」への参加①:ガイダンス |
大会の開催の目的を確認し、管理栄養士・栄養士が現場で活動する際に必要な知識、情報などを把握する。 |
11 | 日本栄養士会「全国栄養士大会」への参加②:オンライン講演の受講 |
講演内容より、管理栄養士・栄養士が活動する際に必要な知識、情報などを修得する。 |
12 | 若年者への食に関する情報発信②:地域栄養活動の展開事例 | 教科書「第6章」を読み、公衆栄養プログラムの展開について確認する。授業での事例を通じて、地域栄養活動の展開方法について理解を深める。 |
13 | 若年者への食に関する情報発信③:ニュースペーパーの内容検討 |
情報発信源となるニュースペーパーの内容について考える。 |
14 | 地域栄養活動の企画④:大学祭での展示・情報発信の準備 ※PBL、グループワーク |
第9回授業の内容をもとに、発信する情報のまとめ方、発信方法の問題点を確認する。 |
15 | 地域栄養活動の企画⑤:大学祭での展示・情報発信の準備・確認 ※PBL、グループワーク |
第14回授業で取り組んだ内容について、内容の確認、改善点の対応を行う。 |
履修上の注意 |
①遅刻は、始業時から15分以内とする。それを越えた場合は原則「欠席」とする。ただし、通学時の事故等、やむを得ない理由の場合は考慮するので、必ず教員に申告すること。 ②状況等により、授業の順序を変更する場合がある。 ③内容によっては授業時間外、集中講義期間等に行うものもある。 ④本科目の単位を取得できないと、管理栄養士国家試験受験資格を取得できない。 |
成績評価方法・基準 |
・提出物(課題、ミニットペーパー等)(60%)、受講態度(40%)を総合して、成績評価を行う。 ※受講態度については、①遅刻が多い、②提出課題の提出期限を守らない、③演習中に演習とは関係ない行為を行うなど、問題のある者は、状況に応じて減点する。 ・提出物については、後日フィードバックを行う。 |
教科書 |
〔公衆栄養学〕〔荒牧礼子ほか〕〔化学同人〕〔2,600円〕 |
参考書 |
なし。授業内で適宜紹介する。 |
備 考 |
質問等については、授業終了時またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受付ける。 |
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