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シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:健専3年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修/栄(必)/管栄(必) |
健康栄養学専攻科目 |
栗 山 孝 雄 |
授業概要 |
公衆栄養学は、日常の生活圏である地域や市町村、都道府県、国などの住民レベル、学校や職域などの様々な集団に所属する人々を対象に、健康面や栄養面の現状を把握し、問題点の改善、健康の維持・増進、疾病の予防をはかることを目的とする。その際、食生活や栄養面の観点から検討を行う。本講義では、以上の内容に関する事項として、地域住民や各種集団の健康・栄養に関する現状や問題点、関係する法規や政策、公衆栄養活動の流れ等について解説する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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公衆栄養活動に関連する法規を理解する。 |
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公衆栄養活動の企画から評価までの流れを理解する。 |
公衆栄養活動を展開するために必要な知識や考え方を身につける。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | 公衆栄養の概念 | 予習:教科書p.2~4を読んでおく。復習:公衆栄養の意義や目的、生態系やコミュニティとの関連について理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
2 | 公衆栄養活動 | 予習:教科書p.4~13を読んでおく。復習:公衆栄養活動について、日本の歴史や現在の課題について確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
3 | 日本の栄養行政 | 予習:教科書p.40~45を読んでおく。復習:行政の体制、保健所や市町村保健センターの役割について理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
4 | 公衆栄養関連法規①: 地域保健法、健康増進法 | 予習:教科書p.46~47を読んでおく。復習:地域保健法や健康増進法の要点を確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
5 | 公衆栄養関連法規②: 食育基本法、その他の関連法規 | 予習:教科書p.47~50を読んでおく。復習:食育基本法をはじめ、授業で扱う法規の要点を確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
6 | 日本の管理栄養士・栄養士制度 | 予習:教科書p.50~54を読んでおく。復習:栄養士法が扱う内容について確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
7 | 国民健康・栄養調査 | 予習:教科書p.54~58を読んでおく。復習:調査の目的、実施について、ポイントを理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
8 | ミニテスト 公衆栄養マネジメント・アセスメント |
第1回~第7回の授業内容の修得状況を点検する。 予習:教科書p.114~116を読んでおく。復習:公衆栄養活動の進め方について確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
9 | 健康・食生活の危機管理と食支援①: 災害発生時の食支援の公衆栄養活動における調査方法流れ | 予習:教科書p.139~142を読んでおく。復習:災害発生時の食支援の流れを確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
10 | 健康・食生活の危機管理と食支援②: 震災発生時の行政栄養士の役割について | 予習:教科書p.139~142を読んでおく。復習:震災発生時の行政栄養士の役割を理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
11 | 公衆栄養活動における調査方法 | 予習:教科書p.119~121を読んでおく。復習:調査方法の特徴を理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
12 | 公衆栄養活動における目標設定 | 予習:教科書p.121~126を読んでおく。復習:目標設定、優先順位の決め方について確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
13 | 公衆栄養活動の評価 | 予習:教科書p.126~129を読んでおく。復習:公衆栄養活動の評価の具体例を交え、理解を深める。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
14 | 栄養疫学 | 予習:教科書p.92~99を読んでおく。疫学を復習の上、受講する。復習:個人内変動、個人間変動、総エネルギー調整栄養素摂取量について確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
15 | 公衆栄養プログラムの展開 | 予習:第8回~第14回のポイントを確認しておく。復習:これまでの授業で学習したことを交えて復習する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。 |
16 | 期末試験 | 第8回~第15回の授業内容の修得状況を点検する。 |
履修上の注意 |
①遅刻は、始業時から15分以内とする。それを越えた場合は原則「欠席」とする。ただし、通学時の事故等、やむを得ない理由の場合は考慮するので、必ず教員に申告すること。 ②都合により、授業の順序を変更する場合もある。 ③自習(事前・事後学修の内容)の具体的な内容(教科書、プリントなどの資料の該当箇所など)については、授業の際に詳しく説明する。 ④本科目の単位を取得できないと、「公衆栄養学臨地実習Ⅰ・Ⅱ」を履修できない。 ⑤本科目は卒業必修科目である。 |
成績評価方法・基準 |
・ミニテスト(40%)、期末試験(50%)、受講態度(10%)で成績評価を行う。 ※受講態度については、①遅刻が多い、②提出課題の提出期限を守らない、③授業中の私語や授業と関係ない行為を行うなど、受講態度に問題のある者は状況に応じて減点する。 ・提出物、試験については、適宜フィードバックを行う。 |
教科書 |
〔公衆栄養学〕〔荒巻礼子ほか〕〔化学同人〕〔2,600円〕 |
参考書 |
なし。授業内で適宜紹介する。 |
備 考 |
質問等については、授業終了時またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)にて受付ける。 |
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