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シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:健専2年 |
授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択/管栄(必) |
健康栄養学専攻科目 |
髙 橋 文 |
授業概要 |
本科目では、臨床栄養学Ⅰで学修した基礎的な栄養管理の手法に加え、さらに多様な疾患に対する栄養治療を行うための実践能力を身につけることを目的に、病院栄養士としての実務経験時の事例を交えながら講義を行う。各疾患における治療ガイドラインを基に、病態、症候、治療に対応した適切な栄養食事療法の指導を行う。さらに、栄養食事療法の効果に対する客観的な観察に加え、疾患ごとの栄養食事療法の基本的な知識を基に、臨床栄養学実習および臨床栄養指導論へ実践的な応用に結びつけることを目的とする。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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各疾患における、病因・病態、臨床検査値および治療全般について説明できる。 |
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各疾患および病態における栄養管理法を理解できる。 |
各疾患および病態に対応した、適切な栄養食事療法の選択ができる。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | ガイダンス、代謝疾患・栄養障害の栄養食事療法 | (疾患別編)第1章(p20~38)を予習・復習する |
2 | 内分泌系疾患の栄養食事療法 | (疾患別編)第6章(p106~118)を予習・復習する |
3 | 消化器疾患の栄養食事療法 | (疾患別編)第2章(p40~54)を予習・復習する |
4 | 肝臓・胆嚢・膵臓疾患の栄養食事療法 | (疾患別編)第3章(p55~69)を予習・復習する |
5 | 循環器疾患の栄養食事療法①(高血圧・動脈硬化) | (疾患別編)第4章(p70~76)を予習・復習する |
6 | 循環器疾患の栄養食事療法①(心疾患・脳疾患) | (疾患別編)第4章(p76~82)を予習・復習する |
7 | 腎臓疾患の栄養食事療法①(慢性腎臓病) | (疾患別編)第5章(p83~94)を予習・復習する |
8 | 腎臓疾患の栄養食事療法②(糖尿病性腎症、人工透析) | (疾患別編)第5章(p94~105)を予習・復習する |
9 | 呼吸器疾患、血液疾患の栄養食事療法 | (疾患別編)第8(p139~146)・9章(p147~159)を予習・復習する |
10 | 運動器系疾患、免疫・アレルギー疾患の栄養食事療法 | (疾患別編)第10章(p160~171)・11章(p172~187)を予習・復習する |
11 | がん(ターミナルケア)、周術期の栄養食事療法 | (疾患別編)第13章(p198~214)・14章(p215~223)を予習・復習する |
12 | 摂食・嚥下障害の栄養食事療法 | (疾患別編)第16章(p234~253)を予習・復習する |
13 | 小児疾患、妊産婦・授乳婦の栄養食事療法 | (疾患別編)第18章(p261~279)・19章(p280~293)を予習・復習する |
14 | 高齢期疾患の栄養食事療法 | (疾患別編)第20章(p294~303)を予習・復習する |
15 | 症例からみる栄養食事療法(グループディスカッション) | 症例の内容をまとめておく |
履修上の注意 |
・各疾患における栄養食事療法のプランニングを行うため、電卓を持参すること。 ・講義に関する内容についてはノート等にまとめておくこと。 |
成績評価方法・基準 |
・小テスト70%、課題レポート10%および講義に対する取り組み(積極的な態度、目的意識)20%を総合的に評価し、60点以上を合格として単位を認定する。 ・小テストは、教科書および講義で行った基本的な内容から出題し、テスト終了後解説を行う。 ・課題レポートは、評価基準表(ルーブリック)を用いて評価し、後日添削して返却する。 |
教科書 |
・臨床栄養学(基礎編)第3版〔本田佳子他〕〔羊土社〕〔2700円+税〕 ・臨床栄養学(疾患別編)第3版〔本田佳子他〕〔羊土社〕〔2800円+税〕 |
参考書 |
なし(適宜プリント配布) |
備 考 |
・都合により、授業計画の順番等を変更することがある。 ・ルーブリック評価については、第1回目の授業で説明する。 ・質問等については、オフィスアワー以外でも受け付ける。 |
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