大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:健専2年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修/管栄(必) |
健康栄養学専攻科目 |
木 下 ゆ り |
授業概要 |
対象者の健康・栄養状態、食行動、食環境等の情報を収集・分析し、それらを総合的に評価・判定し、健康やQOLの向上につながる主体的な実践力形成の支援に必要な栄養教育の理論と方法を修得することを目的とする。栄養教育の目的・目標の概念をはじめ、行動科学の理論とモデル、行動変容技法などの栄養教育のための理論的基礎と栄養教育マネジメントについて具体的事例を通して教授する。教員の管理栄養士としての実務経験(病院、在宅医療、NPO、国際協力)を活かして授業を進める。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・栄養教育の概念について理解できる。 |
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・栄養教育のための理論的基礎(行動科学理論・モデル、行動変容技法等)について理解できる。 |
・栄養教育マネジメントの流れについて理解できる。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | ・オリエンテーション ・世界と日本の食・栄養・健康課題 |
事前:シラバスを読みわからない言葉を調べる 事後:授業の振り返りについてGoogleformから回答する |
2 | ・日本の栄養改善の歴史と変遷 ・管理栄養士・栄養士の役割、法的根拠 |
事前:教科書の該当箇所を予習し、わからない点について調べる 事後:各種過去問題を解く |
3 | 1章 栄養教育の概念(1) A 栄養教育の定義と目的 B 栄養教育と健康教育・ヘルスプロモーション |
事前:教科書の該当箇所を予習し、わからない点について調べる 事後:各種過去問題を解く |
4 | 1章 栄養教育の概念(2) C 栄養教育と生態学的モデル |
事前:教科書の該当箇所を予習し、わからない点について調べる 事後:レポート作成のため情報収集する |
5 | 2章 栄養教育と人間の行動変容に関する理論(1) A 栄養教育と行動科学 B 行動科学の基礎となる学習理論 (講義・演習) |
事前:教科書の該当箇所を予習し、事例を調べる 事後:レポート作成のため情報収集する |
6 | 2章 栄養教育と人間の行動変容に関する理論(2) C 個人要因に焦点を当てた行動変容の理論 D 対人関係や環境要因に焦点を当てた行動変容 E 大規模集団や地域レベルの行動変容の理論 (講義・演習) |
事前:レポートを作成する 事後:レポートを作成し、提出する |
7 | 2章 栄養教育と人間の行動変容に関する理論(3) (グループディスカッション) |
事前:グループディスカッションのために情報収集する 事後:発表に向けてまとめる |
8 | 2章 栄養教育と人間の行動変容に関する理論(4) (グループディスカッション・発表) |
事前:発表の準備をする 事後:発表の振り返りについてGoogleformから回答する |
9 | 3章 栄養カウンセリング A カウンセリングとは何か B カウンセラーとクライアントの関係 C 行動カウンセリングの方法論 (講義・演習) |
事前:教科書の該当箇所を予習し、わからない点について調べる 事後:各種過去問題を解く |
10 | 4章 行動変容のための技法 A 習慣変容に必要な条件 B 行動技法と概念 |
事前:教科書の該当箇所を予習し、事例を調べる 事後:各種過去問題を解く |
11 | 5章 栄養教育マネジメント 6章 栄養教育のためのアセスメント |
事前:教科書の該当箇所を予習し、わからない点について調べる 事後:各種過去問題を解く |
12 | 9章 ライフステージ別の栄養教育の展開 |
事前:教科書の該当箇所を予習し、事例を調べる 事後:栄養教育方法について情報収集する |
13 | 7章 栄養教育の目標設定と計画立案(1) A プログラム B 目標設定 C 栄養教育方法の選択 D 教材 E プログラムの作成 |
事前:教材について情報収集する 事後:課題を作成する |
14 | 7章 栄養教育の目標設定と計画立案(2) (講義・演習) |
事前:課題を作成する 事後:課題を完成させ、提出する |
15 | 8章 栄養教育の実施と評価 (発表・評価) |
事前:発表の準備をする 事後:発表の振り返りについてGoogleformから回答する |
16 | 期末試験(レポート) |
履修上の注意 |
クラスルームや授業中に配布する情報(資料)は、各自で管理し、授業やレポート作成時に活用して下さい。 授業中のノートパソコン、電子教科書使用可。 |
成績評価方法・基準 |
レポート30%、発表20%、小テスト40%、授業の取り組み状況(提出状況、予習・復習の状況など)10%をもとに、総合的に判断します。レポートはあらかじめ採点基準を示し、小テストは、栄養士実力認定試験、管理栄養士国家試験の過去問題を活用し、授業中に解説をします。 |
教科書 |
〔健康・栄養科学シリーズ 栄養教育論 改訂 第5版〕 〔監修: 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 編集: 武見ゆかり/足達淑子/木村典代/林芙美〕〔発行年月: 2021年3月〕〔3,520円(本体3,200円 + 税)〕 電子版・本どちらも有 ISBN: 978-4-524-22677-1 |
参考書 |
〔応用栄養学 改訂第7版〕〔渡邊令子・他〕〔南江堂〕 |
備 考 |
・欠席した場合は、指定された教科書の範囲を学習して補って下さい。質問については授業後か、授業中またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。 ・都合により授業計画の順番等を変更することがあります。 |
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