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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  食品衛生学実験
[ B-3-c-09-2-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 60)
 対象学科:健専3年
 授業形態:実験 学期:後期 必・選:選択/栄(必)/管栄(必)
 健康栄養学専攻科目
 鈴 木 裕 行

授業概要
 管理栄養士の業務において重要な、食品安全性の重要性の認識と衛生管理方法の理解のために、代表的な微生物の性質を説明するとともに微生物の基本的な培養・観察の方法を指導する。それを基にして食品の細菌汚染検査、手指やふきん等の衛生試験の手技を指導する。また、市販の各種の加工食品を試料として、使用されている保存料・着色料・発色剤といった食品添加物の検出試験の手技を指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
食中毒原因菌の性質を理解しその検査方法を習得する
0.1 0.15 0.15 0.15 0.3 0.15
 
食品中の食品添加物の役割を理解し分析方法を習得する
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 実験の概要説明・微生物実験の基礎知識と基本操作 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。
 
2 微生物の取扱い・植菌操作 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
3 コロニーの観察・グラム染色法 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
4 細菌の顕微鏡観察 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
5 細菌の顕微鏡観察(つづき) 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
6 手洗いの効果、各種衛生試験①:菌の採取・段階希釈法 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
7 手洗いの効果、各種衛生試験②:菌数計測・菌体観察 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
8 手洗いの効果、各種衛生試験③:菌体観察 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
9 食品中の生菌数の測定①:段階希釈法での生菌数測定 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
10 食品中の生菌数の測定②:食品中の細菌の観察 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「微生物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
11 保存料の検出①:試料からのソルビン酸の抽出 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「食品添加物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
12 保存料の検出②:ソルビン酸の定量 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「食品添加物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
13 着色料の検出:食品中のタール色素の検出 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「食品添加物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
14 発色剤の検出①:試料からの亜硝酸塩の抽出 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「食品添加物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
15 発色剤の検出②:亜硝酸の定量 教科書・配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「食品添加物実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 

履修上の注意
グループワークで授業を実施するので、班員同士の連携をよく図ること。実験レポート作成に備え、実験記録をできるだけ綿密に取り、班員間でのデータ共有を徹底すること。

成績評価方法・基準
実験レポート(80%)および平常点(受講状況・実施状況;20%)・・・詳細はルーブリック参照
成績評価に関しては、授業はじめにルーブリックを提示する。レポートへのフィードバックとして後日コメントを提示する。

教科書
新版 明解食品衛生学実験、加納碩雄 他、三共出版、2,300円+税

参考書
ウイルス・細菌の図鑑―感染症がよくわかる重要微生物ガイド(知りたい!サイエンス)、北里英郎他、技術評論社、2,180円+税 

備 考
オフィスアワーは掲示・配布資料参照。

 
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