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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  食品機能学
[ B-3-c-05-3-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:健専3年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択/管栄(必)
 健康栄養学専攻科目
 永 塚 貴 弘

授業概要
食品は私たちの身体と生命を支えるうえで、最も基本となる環境要素の一つである。
日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入しているため、健康寿命の延伸と医療費削減が喫緊の課題となっている。
このような背景から、食品の機能性研究が活発に展開され、数多くの保健機能食品が開発されてきた。
本講義では、食品成分の化学構造と健康機能の基礎知識を教授し、保健機能食品制度について詳説するとともに、食品機能成分を活用した産業展開について説明する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・健康維持・疾病予防に関わる食品成分の基礎知識を身につける。
0.3 0.2 0.5
 
・食品機能に関する情報を科学的に評価する能力を習得する。
 
・学習した知識を食環境の向上に応用する力を身につける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 食品機能学の概要紹介 配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
2 保健機能食品1:特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
3 保健機能食品2:ヒト試験とデータの解釈 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
4 脂質の化学と健康機能 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
5 脂質の酸化反応と疾病との関わりについて 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
6 米由来ビタミンEによるがん抑制効果 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
7 食品脂質の特徴と機能:こめ油について 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
8 カロテノイドによる生体膜脂質の抗酸化作用 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
9 プラズマローゲンによる認知機能改善効果 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
10 食品機能に関するトピックス1:時間栄養学について 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
11 食品機能に関するトピックス2:中鎖脂肪酸について 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
12 フラボノイドの消化吸収と機能性 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。
 
13 保健機能食品3:トクホの関与成分・有効性・作用機構 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。プレゼンテーションを準備する。講義内容を復習する。
 
14 保健機能食品4:トクホの効能に関するプレゼンテーション プレゼンテーションを準備する。講義内容を復習する。
 
15 食品機能学のまとめ 配布プリントを見直して講義内容を復習する。試験に向けて学修する。
 
16 試験 試験に向けて学修する。
 

履修上の注意
講義内容の理解には栄養学・食品学・生化学で学習した内容が基盤となるため、それらの科目を事前に復習すること。

成績評価方法・基準
期末試験(70%)、プレゼンテーション(30%)の割合で評価する。
試験については解答例を配布してフィードバックする。

教科書
講義前にプリントをGoogle Classroom経由で配布。

参考書
〔食品の機能化学〕〔著者:宮澤陽夫・五十嵐脩〕〔出版社:アイ・ケイコーポレーション〕〔価格:2,500円+税〕

備 考
質問等は講義終了時、もしくは下記のメールアドレスで受付ける。
東北大学大学院農学研究科 永塚貴弘
E-mail: takahiro.eitsuka.a1@tohoku.ac.jp

 
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