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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  哲学Ⅱ
[ K-1-c-02-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専4年・健専4年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択
 家政学部 大学共通教養科目
 徳 田 幸 雄

授業概要
 「人間とは何か?」この問いは、近代以降の価値観の多様化・多元化に伴い、改めて問い直されるようになった根本的な問いである。本授業では、この問いについて、中世の主役とも言える世界三大宗教(キリスト教、イスラーム、仏教)を中心とする諸宗教においてどのように捉えられていたかを概説した上で、近代以降に人類が直面している生命倫理の諸問題(脳死や中絶など)について、その基本的な議論を解説し、さらに深い考察を促してゆく。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
幅広い人間観を身につける。
 
諸宗教の基本的な知識を身につける。
 
生命倫理の問題に関する知識を身につける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 要しない
 
2 ユダヤ教の人間観 チェックテスト①を見直す
 
3 キリスト教の人間観① 原罪とは? チェックテスト②を見直す
 
4 キリスト教の人間観② キリスト教史 チェックテスト③を見直す
 
5 イスラームの人間観① 六信より チェックテスト④を見直す
 
6 イスラームの人間観② 五行より チェックテスト⑤を見直す
 
7 インドの諸宗教における人間観 チェックテスト⑥を見直す
 
8 仏教の人間観① 四諦より チェックテスト⑦を見直す
 
9 仏教の人間観② 日本仏教より チェックテスト⑧を見直す
 
10 神道における人間観 チェックテスト⑨を見直す
 
11 近代人と死―エリアーデ宗教学より― チェックテスト⑩を見直す
 
12 臓器移植と脳死について チェックテスト⑪を見直す
 
13 優生思想について チェックテスト⑫を見直す
 
14 人工妊娠中絶について チェックテスト⑬を見直す
 
15 試験 要しない
 
16 試験の返却、フィードバック 要しない
 

履修上の注意
公欠を除いて、6回以上欠席した場合は受験資格を失う。

成績評価方法・基準
毎授業時のチェックテスト(50%)チェックテストについては次回の授業冒頭でフィードバックする。
学期末の試験(50%)

教科書
使用しない。授業時にプリントを配布する。

参考書
無し

備 考
質問等については、授業終了時に受け付ける。

 
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