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大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15) |
対象学科:美表3年 |
授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択 |
美術学部 共通教養科目 |
揚 妻 博 之 |
授業概要 |
アーティストが何を捉えて、どのような方法で制作を続けて行くのか。自己の表現や他者の表現について、全員でディスカッションを行う。授業は、表現の核や在り方について、多彩な資料も踏まえながら考察を深め、キャリアを形成して行くために必要な自己を深く観察する目や、伝達する能力を養うことを目的としている。最後に、ドイツの事例を中心にアートの現場や教育、社会のシステムについて紹介し、キャリア開発の方法や目指す地点について共に考える。講師は、美術家として留学を含む11年間のドイツの滞在と、様々な事象について表現方法に囚われない制作活動を行ってきた。その経験を踏まえ資料や事例を紹介する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・他者の表現や在り方を通じて多様性を知り、自己を深く観察する目を養う。 |
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・積極的なディスカッションで多角的に物事を考察し、伝達する能力を身につける。 |
・キャリアを開発して行く上で、目指す地点の設定や方法を知る。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | イントロダクション- 授業の説明、講師の活動紹介 | 各々持ち込むもの、プレゼンテーションの準備。 事前に設置する場所や見せ方を考える。 |
2 | プレゼンテーションⅠ 絵画・立体・写真などの設置物についての発表とディスカッション |
自己と他者の表現の在り方について多角的に考察する。 |
3 | スタディーⅠ マテリアルと空間について例や資料を用いた考察 |
作家や資料、言葉、物事について更に調査する。 |
4 | プレゼンテーションII 映像、スライドなどの投影物についての発表とディスカッション |
自己と他者の表現の在り方について多角的に考察する。 |
5 | スタディーII 時間と空間について例や資料を用いた考察 |
作家や資料、言葉、物事について更に調査する。 |
6 | プレゼンテーションIII パフォーマンス、朗読、テキストなどの発表とディスカッション |
自己と他者の表現の在り方について多角的に考察する。 |
7 | スタディーIII 身体と空間についての例や資料を用いた考察 |
作家や資料、言葉、物事について更に調査する。 |
8 | キャリア形成 アートと社会 、存在について。アートの現場や教育 (ドイツを事例に)。 |
身の回りにあるもの、またないものの考察や調査。 自身が目指す地点を設定し、表現の核を育む。 |
履修上の注意 |
各々持ち寄ったものについてのディスカッションを行うので、履修者は最低一つのものを事前に用意し、プレゼンテーションする方法や場所を考えること。例えば、作品や制作途中のもの(絵画、彫刻、写真、映像、詩、パフォーマンスなど)、自身の経験や出来事についてのテキスト、スライドなどを用いたプレゼンテーションなど。形式は問わないが、自己を見つめる上で大切なものを選んでくること。 |
成績評価方法・基準 |
授業の取り組み(プレゼンテーション、他者に積極的に働きかける態度)70%、レポートの提出 30%。 授業全体終了後にレポートを課し、フィードバックを行う。レポートについて最終講義で説明する。 |
教科書 |
なし。 |
参考書 |
適宜指示する。 |
備 考 |
質問等については、授業終了時に受け付ける。 |
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