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大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 15) |
対象学科:服専2年 |
授業形態:実験 学期:前期 必・選:必修 |
服飾文化専攻科目 |
井 上 美 紀 |
授業概要 |
被服材料学で学んだ知識について、実験を通してさらに理解を深められるように、織物・編物の構造分析、被服材料の性能に関わる消費性能試験を主に教授する。織物の基本構造と分析では、織布の作成方法と様々な織物への展開方法を教授する。布の消費性能試験では、各種強度、風合い、快適性に関わる実験の測定方法について教授し、さらに試験結果のまとめ方、分析方法、評価についても教授する。実験は全てグループワーク(以下GW)とする。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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被服材料に関する高度な知識・技術を身につける。 |
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実験を通じ、論理的思考力や倫理観等を身につける。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | はじめに:概要、グループ構成 織物・編物の基本構造と展開 GW | 織物と編物の基本組織を見直す。 |
2 | 織機と編機での布の作製 GW | プリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。レポートと布を完成させる。 |
3 | 試料緒元 GW | レポートを完成させる。プリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
4 | 消費性能試験① 消費性能試験の進め方、吸水性・撥水性等 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
5 | 消費性能試験② 通気性、保温性等 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
6 | 消費性能試験③ 引張強伸度、引裂強度 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
7 | 消費性能試験④ 摩耗・破裂強度 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
8 | 消費性能試験⑤ 剪断特性・曲げ剛性 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
9 | 消費性能試験⑥ 防しわ性、剛軟性1 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
10 | 消費性能試験⑦ 剛軟性2、ドレープ性 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時実験項目に目を通す。 |
11 | 消費性能試験⑧ 熱的性能 GW、消費性能試験のまとめ | レポートを作成しプリントに目を通す。これまでの実験を振り返る。 |
12 | 消費性能と造形性① 試料作成、測定 GW | プリントに目を通す。 |
13 | 消費性能と造形性② 試料作成と測定の続き GW | プリントに目を通す。 |
14 | 消費性能と造形性③ 解析 GW | レポートを作成する。 |
15 | おわりに:本実験のまとめ、レポート校正 | 全範囲とレポートの校正箇所を振り返る。 |
履修上の注意 |
安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない。白衣着用・髪を束ねて臨むこと。 電卓(携帯電話不可)と定規を持参する。 レポートは、指定の実験ノートとファイルを使用する。実験毎にレポート提出を求めるので、指定の期日まで提出すること。 |
成績評価方法・基準 |
評価は、①実験が終了する毎に提出するレポートを適切にまとめ、考察することに対し50% ②事前準備をしてグループで協力しながら実験結果を出すことに対し50%とする。 ルーブリック評価は第1回の授業で説明します。レポートは後日添削してフィードバッグする。 |
教科書 |
繊維製品の基礎知識シリーズ第1部 日本衣料管理協会 入学時購入済 |
参考書 |
授業時にプリントを配布する。 |
備 考 |
消費性能試験①-⑧、消費性能と造形性①-③は、機器台数の関係で、班ごとに授業順番が変わる。進捗を各グループで確認して 実験に臨むこと。 履修者の実験進捗状況等の都合により、授業計画の順番等を変更することがある。 質問は、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。 評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する。 5回を超えて欠席した者、レポートや課題が未提出の者、指定期限を過ぎての提出の者は、評価の対象としない。 ※一部実験に変えて研修を実施する場合もある。(費用各自負担) |
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