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シラバス（公開版）
2023年度
[ B-3-b-07-3-2 ]
| 単位（総授業時間数＋自習時間）：2（30 + 60） |
| 対象学科：健専２年 |
| 授業形態：講義 学期：後期 必・選：選択／栄（必）／管栄（必） |
| 健康栄養学専攻科目 |
| 中 尾 真 理 |
| 授業概要 |
| 病理学は医学を正しく理解するために、基本となる重要な学問である。現代医療が専門化・細分化する中、次年度に履修する臨床医学概論をより深く理解するために、病理学を学習して大局的に疾病の全体像を把握する事が求められる。主に病理学の総論としての病因、細胞の異常、嚥下障害、循環障害、代謝異常、感染症、免疫、炎症、腫瘍について、ヒトの病気の成り立ちに興味を持ちながら、体系立てて理解できることを目指す。管理栄養士が必ず遭遇する嚥下障害についての基礎知識とともに、臨床医師の経験から実際の臨床現場での事例も交え、幅広く学習し、健康と栄養に関連する専門的な基礎知識を修得できるように講義を行う。 |
| 授業の到達目標 |
| 学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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| ・病理学の基本的知識を学び身につける。 |
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| ・ヒトの病気の成り立ちを体系的に理解できるようになる。 |
| ・講義で得た知識を社会で活用する能力を身につける。 |
| 授業計画 |
| 回 | 内容 | 自習（事前・事後学習の内容） |
| 1 | オリエンテーション、病気と病理学（内因、外因） | 教科書第１章を読み、不明点は質問 |
| 2 | 嚥下障害について | 参考書第1章第3章を読んで、不明点は質問 |
| 3 | 細胞の異常（細胞構造と細胞傷害、新陳代謝） | 教科書第２章ABを読み、不明点は質問 |
| 4 | 細胞の異常（正常細胞の新陳代謝、再生・修復など） | 教科書第２章CDを読み、不明点は質問 |
| 5 | 循環器系の働き・循環障害と主な疾患 | 教科書第４章ABCを読み、不明点は質問 |
| 6 | 代謝異常（総論、糖尿病） | 教科書第５章A～Cを読み、不明点は質問 |
| 7 | 代謝異常（脂質・核酸・蛋白など） | 教科書第５章D～Hを読み、不明点は質問 |
| 8 | 感染（原因となる病原体、感染防御能など） | 教科書第７章A～Cを読み、不明点は質問 |
| 9 | 感染発症（感染源、感染経路、日和見感染・院内感染） | 教科書第７章Dを読み、不明点は質問 |
| 10 | 免疫（免疫機構、免疫監視機構、免疫のしくみと働き） | 教科書第８章Aを読み、不明点は質問 |
| 11 | 免疫異常（アレルギー、自己免疫疾患、免疫不全など） | 教科書第８章B～Fを読み、不明点は質問 |
| 12 | 炎症（炎症の正体、原因、基本病変、分類など） | 教科書第９章A～Cを読み、不明点は質問 |
| 13 | 炎症（全身反応）、腫瘍（癌の正体、分類） | 教科書第９章D第10章ABを読み、質問 |
| 14 | 腫瘍（癌の特性、癌の診断） | 教科書第１０章CDを読み、不明点は質問 |
| 15 | 腫瘍（癌の治療）、先天異常、老化など | 教科書第１０章E、第3・6章を読み質問 |
| 16 | 筆記試験 | 講義の復習および誤答箇所の事後学修 |
| 履修上の注意 |
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以前に学習した生物学、解剖生理学に関連する分野を復習しておくことが望ましい。 授業は教科書に沿って講義を進める。 |
| 成績評価方法・基準 |
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期末試験（90％程度）とミニットペーパー提出等の受講状況（10％程度）で評価する。試験・レポート等についてはフィードバックを行う。 |
| 教科書 |
| ［なるほどなっとく！病理学 改訂２版〕〔小林正伸 著〕〔南山堂〕〔2，200円＋税〕 |
| 参考書 |
| 〔見える！わかる！摂食嚥下のすべて 改訂第２版〕〔上羽瑠美著〕〔学研プラス〕〔3，960円〕 |
| 備 考 |
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都合により、授業計画の順番等が変更されることがある。 質問等は授業終了時・オフィスアワーもしくは電子メールで受け付ける。 |
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