![]() |
大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:健専3年 |
授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択/管栄(必) |
健康栄養学専攻科目 |
永 塚 貴 弘 |
授業概要 |
食品は私たちの身体と生命を支えるうえで、最も基本となる環境要素の一つである。日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入しているため、健康寿命の延伸と医療費削減が喫緊の課題となっている。このような背景から、食品の機能性研究が活発に展開され、数多くの保健機能食品が開発されてきた。本講義では、食品成分の化学構造と健康機能の基礎知識の習得、保健機能食品に関する理解を深めさせるとともに、食品機能成分を活用した産業展開についての予備知識を教授する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 |
・健康維持・疾病予防に関わる食品成分の基礎知識を身につける。 | 1,2,3 |
・食品機能に関する情報を科学的に評価する能力を習得する。 | 1,2,3 |
・学習した知識を食環境の向上に応用する力を身につける。 | 1,2,3 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | 食品機能学の概要紹介 | 配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
2 | 食品成分の化学と機能性:とくに脂質について | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
3 | 食品成分の代謝と機能性:とくにポリフェノールについて | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
4 | 食品の加工・保存による変化の化学1:脂質酸化反応について | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
5 | 食品の加工・保存による変化の化学2:脂質の過酸化と疾病 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
6 | カロテノイドによる生体膜脂質の抗酸化作用 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
7 | プラズマローゲンによる認知機能改善効果 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
8 | 不飽和ビタミンEによるがん抑制作用 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
9 | 日本食の健康有益性 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
10 | 桑葉由来アザ糖による血糖値改善効果 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
11 | 食品機能に関するトピックス:時間栄養学について | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
12 | 保健機能食品1:特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
13 | 保健機能食品2:ヒト試験とデータの解釈 | 参考書の該当箇所を事前に閲覧する。配布プリントを見直して講義内容を復習する。 |
14 | 保健機能食品3:トクホの効能に関するプレゼンテーション | プレゼンテーションを準備する。講義内容を復習する。 |
15 | 食品機能学のまとめ | 配布プリントを見直して講義内容を復習する。試験に向けて学修する。 |
16 | 試験 | 試験に向けて学修する。 |
履修上の注意 |
講義内容の理解には栄養学・食品学・生化学で学習した内容が基盤となるため、それらの科目を事前に復習すること。 |
成績評価方法・基準 |
期末試験(70%)、プレゼンテーション(30%)の割合で評価する。 試験については解答例を配布してフィードバックする。 |
教科書 |
講義前にプリントを配布。 |
参考書 |
食品の機能化学 著者:宮澤陽夫・五十嵐脩 出版社:アイ・ケイコーポレーション 価格:2,500円+税 |
備 考 |
質問等は講義終了時、もしくは下記のメールアドレスで受付ける。 東北大学大学院農学研究科 永塚貴弘 E-mail: takahiro.eitsuka.a1@tohoku.ac.jp |
![]() |
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved. |