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シラバス(公開版)
| 単位:2 単位 |
| 対象学科:子専2年 |
| 授業形態:講義 学期:後期 必・選:必修 |
| 子ども生活専攻科目 |
| 米 川 純 子 |
| 授業概要 |
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子ども家庭支援の心理学では、発達心理学及び臨床心理学の知見を踏まえて、生涯発達の観点から乳幼児期だけにとどまらず、生涯の発達課題を学ぶ。さらに、乳幼児期から高齢期に至るまでの心身の発達と、それを支える家庭、児童福祉施設等、地域や社会という環境の在り方について学ぶ。 また、保育・要保護対応などの実務経験を基に、保育現場での実体験などの講話を多く取り入れ、子どもと家庭を包括的に捉える視点の習得を図れるようにする。 |
| 授業の到達目標 |
| 授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
| 生涯発達に関する心理学の基礎的な知識を習得し、発達課題について理解する。 | 3,5 |
| 家族・家庭の意義や機能を理解する。 | 2,3 |
| 発達的な観点から理解し、子どもとその家庭を包括的に捉える視点を習得する。 | 2,5 |
| 子育て家庭をめぐる現代の社会的状況と課題について理解する。 | 2,3 |
| 子どもの精神保健とその課題について理解する。 | 3,5 |
| 授業計画の内容 |
| 回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
| 1 | オリエンテーション(子ども家庭支援の心理学とは) | 当該科目の授業内容・計画について理解する。 |
| 2 | 乳児期の発達とその特徴 | 愛着形成について深く理解する。 |
| 3 | 幼児期の発達とその特徴 | ピアジェの発達理論について理解する。 |
| 4 | 学童期の発達とその特徴 | 小1プロブレム・中1ギャップについて考える。 |
| 5 | 思春期から青年期の発達の特徴 | エリクソンの発達課題について理解する。 |
| 6 | 成人期から高齢期の発達の特徴 | サクセスフル・エイジングについて考える。 |
| 7 | 家族システムと家族発達 | 生態学的システム理論について理解する。 |
| 8 | 親としての養育スタイルの形成過程と世代間伝達 | 虐待の世代連鎖について考える。 |
| 9 | 子育て環境の社会状況的変化 | ワーク・ライフ・バランスについて考える。 |
| 10 | 多様な子育て家庭への支援 | ワンオペ育児が与える影響について理解する。 |
| 11 | 特別な配慮を必要とする家庭への支援 | 外国籍の子どもの事例検討。 |
| 12 | 子どもを取り巻く生活環境と心身の健康 | レジリエンスについて深く理解する。 |
| 13 | 子どもの心と健康 | まばたきが多い子の事例検討。 |
| 14 | 障害のある子どもの理解と対応 | 発達障害を抱える子どもの事例検討。 |
| 15 | 災害と子ども | 自分にかけてあげたい言葉ミニレポート。 |
| 16 | 期末テスト |
| 履修上の注意 |
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出欠の指標として課題の提出があります。提出物の期限は厳守します。 欠席が1/3以上の者には単位を認定しません。遅刻は20分までとし、それ以降は欠席とします。遅刻2回で1回の欠席とします。 |
| 成績評価方法・基準 |
| 授業への取り組み態度(30%)、期末試験(70%)により総合評価します。課題プリントや期末試験の結果は機会を設けてフィードバックします。 |
| 教科書 |
| [子どもの家庭支援の心理学][本郷一夫・神谷哲司 著][建帛社][1,800円] |
| 参考書 |
| 適宜、授業中に参考書の紹介と関係資料配布を行います。 |
| 備 考 |
| 質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。 |
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