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シラバス(公開版)

2021年度 

 
  子ども家庭支援論
[ B-3-a-06-2-2 ]
 

 単位:2 単位
 対象学科:子専2年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:必修
 子ども生活専攻科目
 浅 野 咲 子

授業概要
保育所における子育て支援は、全ての子どもの健やかな育ちを実現できるよう「保育所を利用している保護者」と「地域で子育てをしている保護者」の両方を対象に行っていかなければならない。講義では保育の専門性を活かした子ども家庭支援の意義と基本について理解する。さらに仙台市の公立保育所職員として40年間勤務し、入所児童の家庭支援や地域子育て支援事業の実践を行ってきた経験を活かして、現代の保護者のニーズを具体的に伝える。それを理解したうえで、これからの保育所による家庭支援のありかたや社会資源、関係機関との連携について学ぶ。

授業の到達目標
 
授業の到達目標 学位授与の方針との関連
 
家庭の意義と役割について理解し自分の家庭にあてはめて説明できる。
 
子育て家庭を取り巻く社会状況を理解し具体例をあげることができる。
 
子育て家庭の支援体制について理解し実践と結びつけることができる。 3,4
 
子育て家庭のニーズに応じた多様な支援の展開と関係機関との連携について理解することができる。 3,4,6
 

授業計画の内容
 
授業計画の内容 自修(事前・事後学修の内容)
 
1 オリエンテーション(授業の目指すところ、進め方など)
 
2 子ども家庭支援の意義と必要性(家族・家庭の動向) 事前に第1章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
3 現代の子育て困難について 事前に第1章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
4 子ども家庭支援の目的と内容 事前に第1章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
5 保育士に求められる基本的態度①(相談支援の方向性等) 事前に第2章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
6 保育士に求められる基本的態度②(相談支援の配慮等) 事前に第2章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
7 保育士に求められる基本的態度③(育児モデル等) 事前に第2章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
8 多様な支援の展開と関係機関との連携(主な関係機関) 事前に第3章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
9 保育所利用家庭への支援 事前に第3章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
10 地域の子育て家庭への支援 事前に第3章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
11 要保護児童家庭への支援 事前に第3章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
12 子育て家庭に対する支援の体制(家庭支援の政策動向) 事前に第4章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
13 子育て家庭支援の制度と課題(子ども子育て新制度等) 事前に第4章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
14 子育て家庭支援の制度と課題(ワークライフバランス等) 事前に第4章をよく読み授業終了後まとめをする。
 
15 まとめ 授業を振り返っての質問を事前に準備する。
 
16 テスト
 

履修上の注意
①教科書を事前に読んでいることを前提に授業を進めます。②分からないところや質問したいこと
を把握しておくこと。③毎回授業内容の復習しまとめること。④遅刻・欠席は平常点に影響します。

成績評価方法・基準
試験(60%)ノート持ち込み可・平常点(40%) 授業の復習のミニレポート提出を中心に評価する。
提出されたミニレポートは、後日添削して返却する。

教科書
〔実践 子ども家庭支援論〕〔松本園子・永田陽子・福川須美・森和子著〕〔ななみ書房〕〔2,100円+税〕

参考書
〔児童の福祉を支える 子ども家庭支援論〕〔吉田眞理〕〔萌文書林〕〔2,000円+税〕
〔保育所保育指針 平成29年度告示〕〔厚生労働省〕〔フレーベル館〕〔149円〕

備 考
質問等は、授業終了後時に受け付ける。

 
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