大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:2 単位 |
対象学科:美表2年 |
授業形態:講義 学期:後期 |
美術表現学科専攻科目 |
瀬 戸 典 彦 |
授業概要 |
①18世紀から印象派に至る過程について理解を促す。②印象派後のエコール・ド・パリ、ダダ、シュール・リアリズム、抽象表現主義等に関するケーススタディーをとおし、それらの理論的背景について論じる。③作品の理論的背景を鑑賞の対象として意識させる。④歴史上の美術家と自身との関係について考察させる。⑤自身の作品に関するステートメントの作成方法及びプレゼンテーションの実践方法を指導する。⑥それぞれの受講者に作品のプレゼンテーションを課し、それらの違いについて考察を促す。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
18世紀後半以降のアートシーンについて、説明できる。 | 1 |
現代美術に至る経緯と脈絡を論述できる。 | 1 |
美術史の脈絡と自身の作品との関係について、説明できる。 | 1 |
現代社会と自身の作品との関係について、説明できる。 | 7 |
作品から他者の視点を洞察することができる。 | 7 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | オリエンテーション: 「もの」 が 「アート」 になるメカニズムについて | 「美術史I」の復習 |
2 | 近代美術の断面1:表現者を描く表現について | ワークシート:ゴッホを描くということについて |
3 | 近代美術の断面2:表現者がストーリーの主人公されることについて | ワークシート:モデルとしての画家について |
4 | 近代美術の断面3:エコール・ド・パリとその周辺の作家達について |
ワークシート:エコール・ド・パリについて |
5 | 近代美術の断面4:映画「モディリアーニ」の虚と実について | ワークシート:「真実の愛」について |
6 | 近代美術の断面5;フォービズム、キュービズム |
ワークシート:マティスとピカソとブラックと |
7 | 近代美術の断面 未来派、 ダダ、 シュール・リアリズムについて | ワークシート;美術による破壊について |
8 | 抽象表現主義とその周辺の作家達について | ワークシート:新たな悲劇について |
9 | 近代美術家の悲劇性について | ワークシート:「美術」と「悲劇」の切ろうとすれば切れる関係について |
10 | 現代美術における「支持体」と「描画材」 | ワークシート:支持体と描画材の拡大解釈の限界を超えて |
11 | 鑑賞行為/鑑賞教育の意味について- | ワークシート:視点の共有と違いの受容について |
12 | アーティスト・ステートメントとは(事例研究) | アーティスト・ステートメント ドラフト作成 |
13 | アーティスト・ステートメントの書き方 | アーティスト・ステートメント 作成 |
14 | アーティストとしてのプレゼンテーションについて | アーティスト・プレゼンテーション 準備 |
15 | プレゼンテーション | プレゼン評価表の作成 |
履修上の注意 |
①クイズの解答、ワークシート等を提出すること、②授業開始後30分までは「遅刻」とし、遅刻3回を欠席1回と見なす。 30分を超える遅刻については欠席扱いとする。30分以内の遅刻については、欠席1/3回と見なす。 |
成績評価方法・基準 |
小テスト:10%(フィードバックを行う) ワークシート:50% プレゼン:20%(フィードバックを行う) ステートメント:20% |
教科書 |
参考書 |
備 考 |
オフィスアワー:2時間/1週(曜日/時間については、初回授業の際に連絡する) コロナウィルス感染拡大等の影響により当該シラバスに沿った授業の継続が困難となった場合は、シラバスを変更する。 |
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved. |