大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:2 単位 |
対象学科:美表3年 |
授業形態:実技 学期:前期 |
美術表現学科専攻科目 |
鹿 野 明 子 安孫子 三 和 |
授業概要 |
前半では…読者に与える感情効果を的確に高めるための指導を行う。マンガを構成する重要な要素「画力」「ストーリー」「ロジック」のスキルアップをねらった課題を課す。画力を上げるためのデッサンやイラスト力の基礎の大切さを理解させる。ストーリーを作成するための方法を指導する。マンガにおけるロジックの実例を示し説明する。もしくは、クライアントの要求に応えることができるスキルを身につけるためのイラストレーション制作を課す。(鹿野明子/7.5回) 後半では…必要な資料を探し、加工し、作品作りに生かしていく手法を教授する。よりリアリティのある制作方法を身に着けられるようマンガ家歴25年の経験をふまえ指導する。(安孫子三和/7.5回) |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
・主題が伝わる技術と表現を考察施行し身につける | 3 |
・マンガ・イラストの資料集めの大事さとリアリティを身に着ける | 3,5 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | ガイダンス 技法研究1 人体と表情 制作I 構想/題材選定(鹿野・安孫子) |
人体の構造を調べできる限り覚える 興味のある題材を調査し資料を収集する |
2 | 技法研究2 パースペクティヴ 制作II シナリオ/イメージスケッチ(鹿野) |
透視図法を用いる風景を数多くスケッチする 何度も読み直す。特にセリフを、短くてもたくさんのことが分かりやすく伝わるようによく練る |
3 | 技法研究3 質感とオブジェクト 制作III シナリオのチェックと修正/表紙と挿絵のラフ(鹿野) |
描画ツールの特性を理解し生かすために、できるだけ多くの事物を描く |
4 | 制作IV ネーム/表紙と挿絵のラフ修正(鹿野) | ネームをかききる。修正・改善をする |
5 | 制作V ネーム 演出(ロジックの導入)/下描き(鹿野) | 修正・改善をする |
6 | 制作VI ネーム/下描き(鹿野) | 同上 |
7 | 制作VII ネーム/ペン入れ(鹿野) | 同上 |
8 | 制作VIII ネーム ネームの完成/ペン入れ(鹿野) | マンガIVでスムーズに制作に入れるよう準備する |
9 | 民族衣装を描く① 下絵 (安孫子) | 資料写真を探し、世界の民族衣装を描く(キャラ2名) |
10 | 民族衣装を描く② ペン入れ (安孫子) | 質感、光の当たり方も工夫してペンを入れる |
11 | 民族衣装を描く③ 仕上げ 提出 (安孫子) | スクリーントーンなども使い完成提出 |
12 | カラー作画① ラフ提出 (安孫子) | キャラ2名以上、背景、小物も入れる・画材は自由(デジタル可) |
13 | カラー作画② ペン入れ・塗り(安孫子) | 制作・チェックあり |
14 | カラー作画③ 完成提出 (安孫子) | デジタル画はプリントアウトして提出 回覧しコメントする |
15 | オリジナル8ページ作品のあらすじ/ネタ決め (安孫子) | イメージを固めて、後期すぐネームに入る準備をしておく |
履修上の注意 |
マンガ・イラストIおよびIIの受講を必修とする。履修できなかった者は要相談。制作に遅れの出た者は自宅制作に努める。 |
成績評価方法・基準 |
アイデア40%(発想・視点・キャラクター・ストーリー構成) 絵40%(画力・丁寧さ・仕上げ) 授業態度20%(準備物・集中度・進行速度) |
教科書 |
なし |
参考書 |
なし |
備 考 |
授業計画の順番等を変更することがある。 質問等は授業内か授業終了後に受け付けます。 |
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved. |