大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:2 単位 |
対象学科:美表3年 |
授業形態:実技 学期:後期 |
美術表現学科専攻科目 |
落 合 里 麻 |
授業概要 |
プロダクトデザインのプロセスに則り、発想力・企画力・表現力・プレゼンテーション力などの実践的な能力を身につけさせる。課題を通して、精度の高いデザインを提案できるよう指導し、プロジェクトの管理能力を身につけさせる。また、授業担当者の実務経験を基にCADの操作方法を指導する。多くの製品は図面を基に作られており、CADは設計、作図をする際に欠かせないツールである。形状や構造をCAD図面で的確に伝えられる能力を身につけ、デザイン、設計、製造などのものづくり分野への就職に活かせるよう指導する。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
様々な立場の人や空間、時間等を意識し、精度の高いデザインができる | 4 |
形、機能、制作意図を的確に伝えることができる | 4 |
CADの基本操作を習得し、家具の図面を描くことができる | 4 |
産業におけるCADの役割や有効な使い方を理解できる | 3 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | ガイダンス、〈課題1〉内容説明 | ノートパソコンにCADをインストールする |
2 | 〈課題1〉CADの概要と基本操作(線の種類と使い分け) | 概要について復習し、線種を覚える |
3 | 〃 CADの基本操作(図形の描き方) | 様々な図形を描いて練習する |
4 | 〃 CADの基本操作(各種機能の使い方) | 各種機能の使い方を覚える |
5 | 〃 CADの基本操作(縮尺と用紙の設定方法) | 縮尺の考え方を復習し、理解する |
6 | 〃 CADの基本操作(モデル空間とペーパー空間) | 空間の使い分けについて復習する |
7 | 〃 CADを使った作図の実践(家具の設計) | 作図を進める |
8 | 〃 CADを使った作図の実践(家具の設計) | 図面を完成させ、印刷する |
9 | 〈課題2〉内容説明、意見交換、テーマを設定する | 計画を立て、リサーチを進める |
10 | 〃 リサーチ、アイディアスケッチ、デザイン検討 | デザインを検討する |
11 | 〃 材料の選定、構造、加工方法の検討 | 材料を購入し、制作手順を決める |
12 | 〃 CADによる制作図の作成、制作(加工) | 図面を完成させ、制作を進める |
13 | 〃 制作(加工、仕上げ) | 制作を進める |
14 | 〃 プレゼンボード制作 | プレゼンボードを完成させ、印刷する |
15 | 〃 講評、プレゼンテーション、意見交換 | プレゼンと意見交換から学んだ内容をまとめる |
履修上の注意 |
・材料や道具類を各自で購入する必要がある。CADは各自のノートパソコンにインストールして授業を行う(毎回持参)。それらの点を考慮して履修すること。 ・授業外の時間を使って制作を進めること。 ・プロダクトデザインⅠ~Ⅲを履修していること。 |
成績評価方法・基準 |
課題70%、授業態度(材料、道具の準備、整頓、清掃等を含む)30%で評価する。 授業内、講評会にてフィードバックを行う。 |
教科書 |
特に定めない。 |
参考書 |
〔デザインを学び始めた人のためのデザイン製図〕〔青木英明 他〕〔(株)ボーンデジタル〕〔2,500円+税〕 〔プロダクトデザインの基礎 スマートな生活を実現する71の知識〕〔JIDA「プロダクトデザインの基礎」編集委員会〕〔ワークスコーポレーション〕〔2,400円+税〕 |
備 考 |
質問等については、授業内あるいはオフィスアワーに受け付ける。 |
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