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シラバス(公開版)

2021年度 

 
  プロダクトデザインⅠ
[ D-3-d-09-2-2 ]
 

 単位:2 単位
 対象学科:美表2年
 授業形態:実技 学期:前期
 美術表現学科専攻科目
 落 合 里 麻

授業概要
 プロダクトデザインの基礎となる知識・技法を学び、基礎的な表現力と発想力を身につけさせる。様々な分野における工業製品の事例(文房具、生活雑貨、家電、家具、インテリア等)を参考にしながら、デザインへの理解を促すとともに、その概念を把握できるよう指導する。〈課題1~3〉ではスケッチと三面図の作図を行うことで、物の構造を把握し、アイディアを外在化させるために必要な技術を習得させる。〈課題4〉ではアクリル板を使ってモビールを制作する。素材の種類と加工方法について学び、イメージを形状化できるよう指導する。

授業の到達目標
 
授業の到達目標 学位授与の方針との関連
 
物の形状を短時間で的確に描くことができる。
 
工業製品のデザインと構造を理解し、相手に伝えることができる。
 
素材の種類と加工方法について理解できる。
 
素材の特性を造形表現として活用できる。
 

授業計画の内容
 
授業計画の内容 自修(事前・事後学修の内容)
 
1 ガイダンス、プロダクトデザインの事例について プロダクトデザインの事例について調べる
 
2 〈課題1〉内容説明、構成、スケッチの実践、講評 構成を検討し、スケッチを進める
 
3 〈課題2〉内容説明、工業製品のスケッチの練習 描きたい工業製品を選び、準備する
 
4   〃  工業製品のスケッチの実践、講評 スケッチを練習する
 
5 〈課題3〉内容説明、比較する工業製品を検討する 比較する工業製品を決定し、準備する
 
6   〃  工業製品のデザインを比較する デザインの比較を進める
 
7   〃  デザインを比較し、図示する 製図の参考図書を使って製図法を勉強する
 
8   〃  プレゼンボード制作 プレゼンボードのレイアウトを検討する
 
9   〃  プレゼンテーション プレゼンボードを完成させる
 
10 〈課題4〉内容説明、アイディアスケッチ、デザイン検討 デザインを確定する
 
11   〃  材料、構造の検討 材料を選び、購入する
 
12   〃  制作(加工) 制作を進める
 
13   〃  制作(仕上げ、調整) 制作を進める
 
14   〃  プレゼンボード制作 プレゼンボードを完成させる
 
15 〃  プレゼンテーション 他学生のプレゼンから学んだ内容をまとめる
 

履修上の注意
・材料や道具類、比較に使用する工業製品を各自で購入する必要がある。その点を考慮して履修すること。
・授業外の時間を使って制作を進めること。

成績評価方法・基準
課題70%、授業態度(材料、道具の準備、整頓、清掃等を含む)30%で評価する。
授業内、講評会にてフィードバックを行う。

教科書
特に定めない。

参考書
〔デザインを学び始めた人のためのデザイン製図〕〔青木英明 他〕〔(株)ボーンデジタル〕〔2,500円+税〕
〔プロダクトデザインの基礎 スマートな生活を実現する71の知識〕〔JIDA「プロダクトデザインの基礎」編集委員会〕〔ワークスコーポレーション〕〔2,400+税〕

備 考
質問等については、授業内あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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