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シラバス(公開版)

2021年度 

 
  陶芸Ⅲ
[ D-3-c-03-3-3 ]
 

 単位:2 単位
 対象学科:美表3年
 授業形態:実技 学期:前期
 美術表現学科専攻科目
 立 花 布美子

授業概要
陶芸Ⅰで修得した石膏型の技術を応用した「鋳込み成形」による制作に取り組む授業である。機能的且つ美的デザインであり、鋳込みに適した原型作りを指導する。石膏の扱い方の復習、泥漿づくりから攪拌機の操作、泥漿の保存法を教授する。学生同士協動するためのコミュニケーションを図りながら効率良く制作ができるよう指導し、成形から焼成までの全体的な流れの中で問題を発見、解決する能力を身につけるよう教授する。完成作品のデザイン性、用途、機能性を含めたプレゼンテーションを行うことで、発想の展開力を追求させる。

授業の到達目標
 
授業の到達目標 学位授与の方針との関連
 
鋳込み成形、泥漿について基礎知識を含めた専門技術を身につけることができる。
 
「型」を使用した制作についての意味を理解できる。
 
制作、プレゼンを通しての展開力、判断力を身につけることができる
 

授業計画の内容
 
授業計画の内容 自修(事前・事後学修の内容)
 
1 ガイダンス 石膏の扱い方復習 泥漿鋳込みとは 泥漿鋳込みについて予習
 
2 鋳込み成形①デザイン
 
3  ②原型づくり
 
4  ③石膏型づくり(凹型)
 
5  ④石膏型づくり(凸型) 攪拌機の取り扱いについて予習
 
6  ⑤泥漿づくり(攪拌機、珪酸ソーダの扱い方)
 
7  ⑥泥漿づくり(泥漿の保存法)
 
8  ⑦鋳込み 型外し
 
9  ⑧鋳込み 型外し バリ取り 各自の計画表の見直し、修正
 
10  ⑨鋳込み 型外し バリ取り仕上げ 
 
11  ⑩鋳込み 型外し バリ取り仕上げ(ヤスリがけ)
 
12  ⑪仕上げ(ヤスリがけ) 
 
13 加飾 釉掛け(掛け分けも可)
 
14 加飾、釉掛け(掛け分けも可)
 
15 窯出し  講評 まとめ
 

履修上の注意
・各自の計画表に沿って作業を進めること。

成績評価方法・基準
・授業参加状況50%(各回の制作日誌の記入内容も含む)、課題作品50%
・各課題について、講評会でフィードバックを行う。

教科書
 授業前にプリントを配布する

参考書
〔陶芸を学ぶ①〕〔京都造形芸術大学編〕〔角川書店〕〔7,480円〕

備 考
・作品完成数により随時窯詰め作業を行うので、授業計画の順番等を変更することがある。
・質問等については、授業終了時またはオフィスアワーに受付ける。
・ルーブリックを授業中に配布するので、学習目標として参照すること。

 
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