大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:2 単位 |
対象学科:美表2年 |
授業形態:実技 学期:前期 |
美術表現学科専攻科目 |
森 敏 美 |
授業概要 |
絵画のルーツ(美術・工芸・デザインの源)としての壁画を見直し、様々な壁画の技法を学ばせる。ここでは建築アートとしての壁画のうち、モザイクの技法を修得させる。モザイクの技法も様々あるが、実際の建築物或いは造形物に取り付けることを想定し、その取り付ける場所の環境、状況を把握する論理的思考力、創造的実践力と表現力を身につけ、美術を通して地域社会に貢献できる(生活と美の融合を実践し得る数少ない美術のジャンルの一つ)ものとして壁画を学ばせる。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
・モザイクの歴史と技法を、制作を通して身に付ける事ができる。 | 1,3 |
・建築アートがどのようなものか知ることが出来る。 | 1,3 |
・地域社会と協働でプロジェクトを行う術を学べる。 | 8 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | ガイダンス:画集で作品紹介。材料、用具等の説明。 | 予め関連画集等を、図書館等で調べる |
2 | 協働で行う実践例を紹介し、具体例を通し計画を立てる。 | 出来たら設置されている施設を見学 |
3 | 下絵制作:模写をする為、画集から選考し下絵を作る。 | 図書館等で適当な画集を調べる |
4 | 材料研究:模写の材料を選択し、材料の加工に入る。 | 材料や下絵の準備を計画 |
5 | 制作:パネル制作・材料加工準備。 | 時間内に間に合うように段取りする |
6 | パネル周辺からモザイクをはり出す。 | モザイク片の大きさに注意して貼る |
7 | モチーフの中心部を手がける。 | モザイクの流れを見直す |
8 | モチーフを仕上げて行く。 | 時間をかけて丁寧に |
9 | モチーフと周辺のバランスを見て行く。 | ピースの大きさを揃える |
10 | 周辺部分とモチーフ絵柄の部分を合わせて行く。 | モザイクの流れを見てゆく |
11 | 次第に完成に近づける。 | 足りない時間は、授業の合間に |
12 | 細部を仕上げて行く。 | 丁寧に仕上げ修正も行う |
13 | 全体のバランスを見て仕上げる。 | 時間外も有効に活用 |
14 | 作品完成,片付け、材料整理。 | 不備な点は修正する |
15 | 講評会 (作品に関するフィードバック) | 各自、制作に関しての意見を述べる |
履修上の注意 |
時間に遅れない事、授業内で足りない分は、空き時間も利用し完成させる。 |
成績評価方法・基準 |
課題制作90%、平常点10%(平常点は授業への参加状況および制作態度で判断する) 課題に関しては、毎回講評会を通じて学生と相互の作品に関するフィールドバックを行う。 |
教科書 |
資料配布(壁画制作の手引き) |
参考書 |
図書館、壁画工房所蔵のモザイク関係の図書 |
備 考 |
オフィスアワーの有効活用を積極的に勧める。 |
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