大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:6 単位 |
対象学科:生美4年 |
授業形態:演習 学期:後期 必・選:必修 |
生活美術学科専攻科目 |
安 住 英 之 |
授業概要 |
本学で学び研究したことの集大成として、卒業制作(日本画)作品の制作を行う。卒業制作展への出品を前提に、展示・発表の段階までを視野に入れてトータルプロセスで指導・支援する。年間を通して見た場合「卒業研究㈵」と中間審査を経た「後期」に該当するため、より高い完成度を目指して方向性の再検討やブラッシュアップ、制作スケジュール計画の調整などを重点的に行う。最終的に最高のパフォーマンスを引き出せるよう、履修者個別に臨機応変な指導を行う。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
・卒業研究Ⅰで得た気付きを作品に反映し、磨きをかける。 | 3,9 |
・日本画の伝統に基づきつつ、既成概念にとらわれない制作姿勢を貫く。 | 3,9 |
・自由な発想により、自己の表現の可能性を最大限に広げる。 | 8,9 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | 1~8.タブロー(本画)制作 骨描き等 | 墨や支持体の種類、各特性を研究する。 |
2 | 9.制作及び展示計画の確認1 | 制作の意図についてまとめておく。 |
3 | 10~22.タブロー(本画)制作 下塗り、墨の濃淡 | 下地の研究をしておく。 |
4 | 23.制作及び展示計画の確認2 | 制作が計画通りに進んでいるか見直し、改善、変更点はまとめておく。 |
5 | 24~30.タブロー(本画)制作 墨、水干絵具での制作等 | 作画の方針を確認する。 |
6 | 31.卒業作品展に向けての展示の準備 | 具体的に展示をイメージし、額装や表装についての研究。 |
7 | 32~38.タブロー(本画)制作 墨、岩絵具での制作等 | 常に作品を見直し、全体像を把握する。 |
8 | 39.制作記録のまとめ | 伝わりやすい記録になっているか確認。 |
9 | 40~44.タブロー(本画)制作 描き込み~完成 | 絵の核となる部分の描き込みを見直す。 |
10 | 44.卒業制作提出準備 | 作品の側面の処理や展示道具の確認。 |
11 | 45.卒業制作提出 | 制作意図と実際の仕上がりについて比較し、自身の制作のあり方を認識する。 |
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履修上の注意 |
丹念に対象を観察すること。基本技法を素直な気持ちで習得すること。 毒性のある赤系の絵の具は水道に流さない。朱を使用した皿は、ふき取り後、洗浄。 |
成績評価方法・基準 |
課題作品70%(完成度50% 意図・発想20%)課題提出の際、フィードバックを行う。 授業態度30%(出席数。創作意欲や、創作の自主性等) |
教科書 |
無し |
参考書 |
無し |
備 考 |
日本画 授業日12時半から13時までをオフィスアワーとする。古今東西の美術作品を多く鑑賞し、制作の参考とすること。 |
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