大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:4 単位 |
対象学科:服専4年 |
授業形態:演習 学期:通年 |
服飾文化専攻科目 |
水 谷 浩 |
授業概要 |
本演習は,消費生活協同組合や民間シンクタンクなどでの実務経験や『消費生活コンサルタント(第46期)』としての経歴を踏まえ『課題研究Ⅰ』での知見をさらに深めるため,フィールド調査や商品特性に関する研究などを指導します。 具体的には「自分の研究は,どのように社会の役に立つのか?」という視点から,社会的意義を明確にし,フィールド調査や被服の商品特性に関する研究成果の学会発表(日本家政学会もしくは日本商品学会)を通じて,課題発見力や問題解決力に加えて,総合的な専門知識・技能修得をめざします。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
1)商品学的視点から,研究の社会的意義を理解し,説明できる | 6,7,8,9 |
2)課題解決のための研究方法を立案し,計画的に実行できる | 6,7,8 |
3)研究成果(制作物)を論文にまとめ,効果的に発表できる | 6,7,8,9 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | テーマ:専門研究Ⅱについて 概 要:授業のすすめ方,評価などの説明 |
専門研究Ⅰの振り返り |
2 | テーマ:今年度の研究計画(昨年度の振返り)策定 概 要:昨年度の研究成果を踏まえ,研究計画を作成する |
同 上 |
3 | テーマ:研究の社会的意義(問題認識)について明確化Ⅰ 概 要:課題や現況について,自らの問題認識を明らかにする |
研究の社会的意義(問題意識)を明確にした上で,自らの仮説を設定する。 |
4 | テーマ:研究の社会的意義(問題認識)について明確化Ⅱ 概 要:課題や現況から,自らの問題認識(仮説)を設定する |
同 上 |
5 | テーマ:文献研究Ⅰ 概 要:研究テーマにそって,先行研究の調査・分析をすすめる |
自らの仮説にもとづき,その解決に関連する先行研究を調査する。 |
6 | テーマ:文献研究Ⅱ 概 要:研究テーマにそって,先行研究の調査・分析をすすめる |
同 上 |
7 | テーマ:文献研究Ⅲ 概 要:研究テーマにそって,先行研究の調査・分析をすすめる |
同 上 |
8 | テーマ:統計調査Ⅰ 概 要:研究テーマにそって,統計資料の調査・分析をすすめる |
自らの仮説にもとづき,その解決に関連する統計資料の収集・分析を行う。 |
9 | テーマ:統計調査Ⅱ 概 要:研究テーマにそって,統計資料の調査・分析をすすめる |
同 上 |
10 | テーマ:統計調査Ⅲ 概 要:研究テーマにそって,統計資料の調査・分析をすすめる |
同 上 |
11 | テーマ:仮説の妥当性を検討 概 要:自らの研究についての結論(仮説)の妥当性を検討する |
同 上 |
12 | テーマ:フィールド調査の事前指導Ⅰ 概 要:対外的な研究協力の要請方法・マナーを学ぶ |
フィールド調査を実施し,そこから得られたデータを整理・図表化することにより,これらデータの意味について考察する。 |
13 | テーマ:フィールド調査の事前指導Ⅱ 概 要:調査内容の検討 |
同 上 |
14 | テーマ:フィールド調査の実施 概 要:アンケート調査やインタビューなどを実施する |
同 上 |
15 | テーマ:前期のまとめ 概 要:課題制作のコンセプトを決定する |
フィールド調査の結果から,コンセプトを設定し,課題制作の準備をすすめる。 |
16 | テーマ:課題制作Ⅰ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
計画に沿って,課題制作に取り組む。 |
17 | テーマ:課題制作Ⅱ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
18 | テーマ:課題制作Ⅲ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
19 | テーマ:課題制作Ⅳ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
20 | テーマ:課題制作Ⅴ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
21 | テーマ:課題制作Ⅵ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
22 | テーマ:課題制作Ⅶ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
23 | テーマ:課題制作Ⅷ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
24 | テーマ:課題制作Ⅸ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
25 | テーマ:課題制作Ⅹ(試作) 概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める |
同 上 |
26 | テーマ:実証実験 概 要:実証実験を通じて,課題発見力を学ぶ |
実証実験や改善・改良などを経て,商品特性への知見を深める。 |
27 | テーマ:課題制作Ⅱ(改良・改善) 概 要:改善改良を通じて,問題解決力を学ぶ |
同 上 |
28 | テーマ:論文執筆 概 要:研究成果を論文にまとめる |
フィールド調査および課題制作の結果を論文にまとめ,それらを簡潔に説明するための発表資料を作成する。 |
29 | テーマ:報告会準備 概 要:報告会のための発表資料をまとめる |
同 上 |
30 | テーマ:報告会 概 要:これまでの研究成果を発表する |
所定時間内に研究成果を簡潔に発表する。 |
履修上の注意 |
自主的な調査・研究には,知識と経験の積み重ねが不可欠です。 毎日最低1時間以上,文献・資料調査,もしくは課題の制作など,予習・復習を継続すること。 なお,2/3以上の出席がない場合には,単位取得できません。 |
成績評価方法・基準 |
平常点・受講態度(10%)+制作物・論文(50%)+学会での研究発表(40%)にもとづき評価する。 なお,制作物・論文・発表資料のフィードバックについては,適宜行います。 ※ルーブリック評価については,第1回目の授業で説明します。 |
教科書 |
各自の研究テーマや専門分野に応じて指示します。 |
参考書 |
授業中に適宜指示します。 |
備 考 |
フィールド調査は,授業の空き時間や休日に実施します。 また,課題制作費などは,自己負担となります。 なお,質問などは,オフィスアワー(日時は掲示で確認のこと)に対応します。 |
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