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シラバス(公開版)

2021年度 

 
  専門研究Ⅱ
[ A-3-g-07-5-4 ]
 

 単位:4 単位
 対象学科:服専4年
 授業形態:演習 学期:通年
 服飾文化専攻科目
 水 谷   浩

授業概要
本演習は,消費生活協同組合や民間シンクタンクなどでの実務経験や『消費生活コンサルタント(第46期)』としての経歴を踏まえ『課題研究Ⅰ』での知見をさらに深めるため,フィールド調査や商品特性に関する研究などを指導します。
具体的には「自分の研究は,どのように社会の役に立つのか?」という視点から,社会的意義を明確にし,フィールド調査や被服の商品特性に関する研究成果の学会発表(日本家政学会もしくは日本商品学会)を通じて,課題発見力や問題解決力に加えて,総合的な専門知識・技能修得をめざします。

授業の到達目標
 
授業の到達目標 学位授与の方針との関連
 
1)商品学的視点から,研究の社会的意義を理解し,説明できる 6,7,8,9
 
2)課題解決のための研究方法を立案し,計画的に実行できる 6,7,8
 
3)研究成果(制作物)を論文にまとめ,効果的に発表できる 6,7,8,9
 

授業計画の内容
 
授業計画の内容 自修(事前・事後学修の内容)
 
1 テーマ:専門研究Ⅱについて
概 要:授業のすすめ方,評価などの説明
専門研究Ⅰの振り返り
 
2 テーマ:今年度の研究計画(昨年度の振返り)策定
概 要:昨年度の研究成果を踏まえ,研究計画を作成する

          同 上
 
3 テーマ:研究の社会的意義(問題認識)について明確化Ⅰ
概 要:課題や現況について,自らの問題認識を明らかにする
研究の社会的意義(問題意識)を明確にした上で,自らの仮説を設定する。
 
4 テーマ:研究の社会的意義(問題認識)について明確化Ⅱ
概 要:課題や現況から,自らの問題認識(仮説)を設定する

          同 上
 
5 テーマ:文献研究Ⅰ
概 要:研究テーマにそって,先行研究の調査・分析をすすめる
自らの仮説にもとづき,その解決に関連する先行研究を調査する。
 
6 テーマ:文献研究Ⅱ
概 要:研究テーマにそって,先行研究の調査・分析をすすめる

          同 上
 
7 テーマ:文献研究Ⅲ
概 要:研究テーマにそって,先行研究の調査・分析をすすめる

          同 上
 
8 テーマ:統計調査Ⅰ
概 要:研究テーマにそって,統計資料の調査・分析をすすめる
自らの仮説にもとづき,その解決に関連する統計資料の収集・分析を行う。
 
9 テーマ:統計調査Ⅱ
概 要:研究テーマにそって,統計資料の調査・分析をすすめる

          同 上
 
10 テーマ:統計調査Ⅲ
概 要:研究テーマにそって,統計資料の調査・分析をすすめる

          同 上
 
11 テーマ:仮説の妥当性を検討
概 要:自らの研究についての結論(仮説)の妥当性を検討する

          同 上
 
12 テーマ:フィールド調査の事前指導Ⅰ
概 要:対外的な研究協力の要請方法・マナーを学ぶ
フィールド調査を実施し,そこから得られたデータを整理・図表化することにより,これらデータの意味について考察する。
 
13 テーマ:フィールド調査の事前指導Ⅱ
概 要:調査内容の検討

          同 上
 
14 テーマ:フィールド調査の実施
概 要:アンケート調査やインタビューなどを実施する

          同 上
 
15 テーマ:前期のまとめ
概 要:課題制作のコンセプトを決定する
フィールド調査の結果から,コンセプトを設定し,課題制作の準備をすすめる。
 
16 テーマ:課題制作Ⅰ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める
計画に沿って,課題制作に取り組む。
 
17 テーマ:課題制作Ⅱ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
18 テーマ:課題制作Ⅲ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
19 テーマ:課題制作Ⅳ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
20 テーマ:課題制作Ⅴ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
21 テーマ:課題制作Ⅵ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
22 テーマ:課題制作Ⅶ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
23 テーマ:課題制作Ⅷ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
24 テーマ:課題制作Ⅸ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
25 テーマ:課題制作Ⅹ(試作)
概 要:課題制作を通じて,被服の商品特性への知見を深める

          同 上
 
26 テーマ:実証実験
概 要:実証実験を通じて,課題発見力を学ぶ
実証実験や改善・改良などを経て,商品特性への知見を深める。
 
27 テーマ:課題制作Ⅱ(改良・改善)
概 要:改善改良を通じて,問題解決力を学ぶ

          同 上
 
28 テーマ:論文執筆
概 要:研究成果を論文にまとめる
フィールド調査および課題制作の結果を論文にまとめ,それらを簡潔に説明するための発表資料を作成する。
 
29 テーマ:報告会準備
概 要:報告会のための発表資料をまとめる

          同 上
 
30 テーマ:報告会
概 要:これまでの研究成果を発表する
所定時間内に研究成果を簡潔に発表する。
 

履修上の注意
自主的な調査・研究には,知識と経験の積み重ねが不可欠です。
毎日最低1時間以上,文献・資料調査,もしくは課題の制作など,予習・復習を継続すること。
なお,2/3以上の出席がない場合には,単位取得できません。

成績評価方法・基準
平常点・受講態度(10%)+制作物・論文(50%)+学会での研究発表(40%)にもとづき評価する。
なお,制作物・論文・発表資料のフィードバックについては,適宜行います。
※ルーブリック評価については,第1回目の授業で説明します。

教科書
各自の研究テーマや専門分野に応じて指示します。

参考書
授業中に適宜指示します。

備 考
フィールド調査は,授業の空き時間や休日に実施します。
また,課題制作費などは,自己負担となります。
なお,質問などは,オフィスアワー(日時は掲示で確認のこと)に対応します。

 
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