大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:1 単位 |
対象学科:服専3年 |
授業形態:実験 学期:前期 |
服飾文化専攻科目 |
井 上 美 紀 |
授業概要 |
染色加工学で学んだ知識をさらに理解を深められるように、染色実験、染色堅牢度試験、加工実験を主に教授する。特に工業的な量産の視点で実験を行う。染色実験では、染料の合成、天然染料による染色方法、合成染料による染色方法、測色、染着率の測定方法について教授する。また染色堅牢度試験では、染色堅牢度の測定方法とその評価方法について、加工実験では風合い改善、性能向上等、繊維の特性に応じた加工方法について教授する。実験は全てグループワーク(以下GW)とする。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
染色加工に関する高度な知識・技術を身につける。 | 3 |
実験を通じ、論理的思考力や倫理観等を身につける。 | 5,7 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | はじめに:実験の進め方、グループ構成、染料の合成実験 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
2 | 天然染料による染色① 染料の抽出と染色・媒染 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
3 | 天然染料による染色② 特殊な方法での染色① GW | プリントに目を通す。 |
4 | 天然染料による染色③ 特殊な方法での染色② GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
5 | 合成染料による染色①-1 各種繊維の染色性、染色条件 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
6 | 合成染料による染色①-2 染着率の測定 GW | プリントに目を通す。 |
7 | 合成染料による染色② 代表的な染料と染色、染色見本作成 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
8 | 合成染料による染色③ ②の続き、測色 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
9 | 染色堅牢度試験① 試料の準備 GW | プリントに目を通す。第11回のデザイン案を検討する。 |
10 | 染色堅牢度試験② 測定と評価 GW | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。第11回のデザイン案を完成させる。 |
11 | 捺染実験① 製版、印捺 GW | プリントに目を通す。 |
12 | 捺染実験② 印捺続き、製品への展開 GW | 製品を完成させる。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
13 | 加工実験① 繊維の溶解性を利用した加工 | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
14 | 加工実験② 繊維の特性を生かした加工 | レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。 |
15 | おわりに:実験のまとめ、レポート校正 | 全範囲とレポート校正箇所を振り返る。 |
履修上の注意 |
安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない。白衣着用・髪を束ねて臨むこと。 必要に応じ電卓を持参する(√機能付電卓、携帯電話不可)。 レポートは、指定の実験ノートとファイルを使用する。 選択科目ではあるが、TA資格取得希望者は必ず履修すること。 |
成績評価方法・基準 |
実験が終了する毎に提出するレポートを適切にまとめ、考察することに対し50% 事前準備をしてグループで協力しながら実験結果を出すことに対し50% ルーブリック評価は第1回の授業で説明する。レポートは後日添削してフィードバッグする。 |
教科書 |
染色加工学、日本衣料管理協会 (2年次に購入済) |
参考書 |
繊維製品の基礎知識シリーズ第1部 日本衣料管理協会 入学時購入済 授業時にプリントを配布する。 |
備 考 |
実験作業状況等により、授業計画の順番等を変更することがある。 質問は、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。 評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する。 レポートが未提出の際には、評価の対象としない。 ※一部実験に変えて外部研修を実施する場合もある。(交通費各自負担) |
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