大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:1 単位 |
対象学科:服専3年 |
授業形態:実習 学期:後期 |
服飾文化専攻科目 |
井 上 美 紀 |
授業概要 |
実習を通じて、アパレル設計生産論で学んだ知識を深め、さらに、品質の良い製品を効率的に工業生産するための工業生産方式に関連する事柄について教授する。特に実習では、工業生産に関わる工程の中で、工業用パターンメーキング、縫製仕様書の作成と縫製仕様書に従った作業等を行い、全体の仕組みと流れを教授する。生産工程では、検反から縫製作業・製品評価についての事項と技術も教授する。さらに、作業効率化のための工程分析や近年注目されているIOTやAI・PRA等の活用についても触れる。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
工業生産に必要な知識と技能、思考力を身に着ける。 | 4,5 |
課題解決能力を身につける。 | 7 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | はじめに:実習の進め方、縫製機器の理解と縫製見本の作成① | 縫製機器の仕様を振り返る。毎時間、進度目標より遅れた場合は各自次時まで終わらせること。 |
2 | 縫製機器の理解と縫製見本の作成② | 縫製見本を完成させる。 |
3 | 縫製仕様書の作成① 原案作成 | 縫製仕様書案を検討する。 |
4 | 生産工程と分析① 作業工程分析とパターン分析 | 作業工程表案を検討する。 |
5 | 生産工程と分析② 作業工程表の作成 | 作業工程表を完成させる。 |
6 | 工業用パターンの作成① パターンの作成 | パターンを完成させる。 |
7 | 工業用パターンの作成② 工業用パターンへの展開 | 工業用パターンを完成させる。 |
8 | 工業用パターンの作成③ グレーディング、マーキング | グレーディングパターンを完成させる。これまでの学習内容を振り返る。 |
9 | 縫製作業工程分析表の作成① 工程分析を基に作成 | 縫製作業工程分析表案を検討する。 |
10 | 縫製作業工程分析表の作成② 工程分析を基に作成 | 縫製作業工程表案を検討する。 |
11 | 縫製仕様書の作成② 校正 縫製作業工程分析表の作成③ 校正 |
縫製仕様書と縫製作業工程分析表を完成させる。 |
12 | 縫製機器レイアウト、工場でのIot・AI・PRAの活用 | プリントに目を通す。これまでの学習内容を振り返る。 |
13 | 最終課題の提示、資料作成 | 課題に取り組む。 |
14 | 最終課題の資料作成 | 課題に取り組み完成させる。 |
15 | おわりに:発表、課題の振り返り、授業のまとめ | 全範囲を振り返る。 |
履修上の注意 |
遅刻・欠席をせず、課題を計画通りに進めること。 必要な道具を(洋裁セット、衣服等)を毎回持参する。 製図用紙4枚、分解しても構わない衣服(備考欄参照)を各自準備する。 |
成績評価方法・基準 |
課題の取り組み状況、進度等の受講状況50%、課題・提出物50% ルーブリック評価は第1回の授業で説明する。 課題は、授業中にフィードバッグ、または後日添削して返却する。 |
教科書 |
アパレル設計生産論、日本衣料管理協会 (2年次に購入済) |
参考書 |
必要に応じて紹介する。 |
備 考 |
実習の作業状況、機器の台数の都合により、授業計画の順番や内容の変更を行う場合がある。 質問などは、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。 課題が未提出、実施されない等の際には、評価の対象としない。 分解しても構わない衣服は、襟・カフス付きシャツまたはブラウスとし各自用意する。 |
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