氏名 | 黒川 優子 |
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所属 | 生活文化学科 |
職名 | 准教授 |
学位 | 博士(農学) |
専門分野 | 食品衛生学、環境科学、魚類生理学 |
主な担当教科 | 食品衛生学、微生物学、食品衛生学実習Ⅰ・Ⅱ、環境学 |
研究題目
- 身近な水域における化学物質のスクリーニングおよび水中細菌による分解
- 数種の魚類および甲殻類のふ化後の成長にともなう消化酵素活性の変化と日周変動
- 食品衛生学の立場から見たマイクロプラスチック問題
- 最近の農薬問題、とくにネオニコチノイド系殺虫剤について
- 環境ホルモン問題その後、特にエコチル調査について
- 環境DNA技術を用いた生態系の持続的利用および生物保全
- 医薬品・生活関連物質(PPCPs)による水環境の汚染
- 有機フッ素化合物(PFAS)、ネオニコチノイド系農薬および可塑剤による水環境の汚染
最近の主な業績
Ⅰ.研究活動
著書・論文等の名称 | 単著・共著 | 発行又は発表の年月(西暦) | 発行所、発表雑誌(及び巻、号数)等の名称 | 共著者名 | 掲載頁 |
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(学術論文) | |||||
【査読あり論文】 | |||||
(環境関係) | |||||
Distribution of Japanese Eel Anguilla japonica Revealed by Environmental DNA |
共著 | 2021年2月25日 | Frontiers Media SA, Frontiers in Ecology and Evolution, 9 |
Akihide Kasai1, Aya Yamazaki, Hyojin Ahn, Hiroki Yamanaka, Satoshi Kameyama, Reiji Masuda, Nobuyuki Azuma, Shingo Kimura, Tatsuro Karaki1, Yoh Yamashita |
621461 (論文番号) |
兵庫県の漁業者を対象に行った里海アンケート調査結果 | 共著 | 2013年11月 | 瀬戸内海環境保全協会,瀬戸内海,66 | 反田 實, 岡村武司 |
38-41 |
(消化生理関係) | |||||
Changes in Digestive Enzyme Activities of Larval and Early Crab Stages of Red Frog Crab Ranina ranina with Growth | 共著 | 2011年12月 | 日本水産増殖学会,Aquaculture Sci.,59 | S. Kawai, K. Yoseda, K. Hamada, M. Tanak |
521-528 |
【査読なし論文】 | |||||
環境DNAによる旧品井沼周辺ため池群を水源とする小川の魚類生息調査 | 共著 | 2023年6月 | シナイ通信,42 | 高橋清孝 | 7-8 |
医薬品・生活関連物質(PPCPs)による水環境の汚染 |
共著 | 2021年2月 | 学校法人 三島学園 東北生活大学 東北生活文化大学短期大学部, 紀要, 52 |
川合真一郎 | 63-72 |
環境ホルモン問題その後、特にエコチル調査について |
共著 | 2021年2月 | 学校法人 三島学園 東北生活大学 東北生活文化大学短期大学部, 紀要, 51 |
川合真一郎 | 51-60 |
魚料理に対する意識と食生活に関する研究―児童センターを利用する子どもを対象として― | 共著 | 2020年2月 | 東北生活文化大学・東北生活文化大学短期大学部紀要No.50 | 伊藤常久, 益田裕司, 岡部美喜子, 斎藤実花, 大滝友美, 濟渡久美 |
5-10 |
最近の農薬問題、とくにネオニコチノイド系殺虫剤について | 共著 | 2020年2月 | 東北生活文化大学・東北生活文化大学短期大学部紀要No.50 | 川合真一郎 | 47-56 |
魚料理に対する意識と食生活に関する研究―児童センターを利用する子どもを対象として― | 共著 | 2019年2月 | 東北生活文化大学・東北生活文化大学短期大学部紀要No.49 | 伊藤常久, 益田裕司, 黒川優子, 佐藤麻菜実, 大滝友美, 濟渡久美 |
15-19 |
食品衛生学の立場から見たマイクロプラスチック問題 | 共著 | 2019年2月 | 東北生活文化大学・東北生活文化大学短期大学部紀要No.49 | 黒川優子, 川合真一郎 |
71-80 |
(学会発表) | |||||
(環境関係) | |||||
環境DNA分析による全国の河川におけるニホンウナギ分布域の推定 | 共同 | 2021年3月27日 | 令和3年度 日本水産学会春季大会 (オンライン開催) |
笠井亮秀, 山崎 彩, 安 孝珍, 山中裕樹, 亀山 哲, 益田玲爾, 東 信行, 木村伸吾, 唐木達郎, 山下 洋 |
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(消化生理関係) | |||||
クロマグロの健苗育成技術開発研究Ⅲ―14 クロマグロの仔稚魚期における数種の酵素活性の日内変動と遺伝子発現量との関係 |
共同 | 2016年3月29日 | 平成28年度日本水産学会春季大会(東京海洋大学品川キャンパス) | 川合真一郎, 松岡須美子, 森本佳奈, 張野宏也, 小林圭吾, 野知里優希, 近藤秀裕, 廣野育生, 伏見 浩, 神村祐司, 赤澤敦司, 佐藤哲哉, 斎藤 誠, 川本智彦, 鎮原正治, 古橋 洋, 小野寺 純, 伊藤 暁 |
Ⅱ.教育活動
教育実践上の主な業績 | 年月日 | 概要 |
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シンポジウムにおける講演 |
2024年2月17日 | NPO法人シナイモツゴ郷の会(大崎市鹿島台)主催の「2023年度 水辺の自然再生ミニシンポジウム・地域研修会 里山里地水辺の自然再生と保全活動」において講演を行った。 題目:「環境DNAによる旧品井沼周辺ため池群を水源とする小川の魚類生息調査」 共同講演者:高橋清孝,長谷川政智 |
高大連携事業 | ①2024年2月6日 ②2024年2月6日 ③2024年2月8日 |
令和5年度 東北生活文化大学高等学校との高大連携事業において、講義「チリメンモンスターを探せ!」の講師として、1および2年生を対象に「おさかな食育」・「環境教育」の実習を行った。 |
シンポジウムにおける発表 | 2023年11月25日 | 水辺の自然再生共同シンポジウム実行委員会(NPO法人シナイモツゴ郷の会、旧品井沼周辺ため池群里山未来協議会、大崎市、全国ブラックバス防除市民ネットワーク)主催の「2023年度水辺の自然再生共同シンポジウム 激変した水辺の原風景-豊かな自然を次世代へ」においてポスター発表を行った。 題目:「里山小河川の環境DNA調査でわかったこと」 共同発表者:高橋清孝,長谷川政智 |
シンポジウムにおける発表 | 2023年11月25日 | 水辺の自然再生共同シンポジウム実行委員会(NPO法人シナイモツゴ郷の会、旧品井沼周辺ため池群里山未来協議会、大崎市、全国ブラックバス防除市民ネットワーク)主催の「2023年度水辺の自然再生共同シンポジウム 激変した水辺の原風景-豊かな自然を次世代へ」においてポスター発表を行った。 題目:「塩水飼育による捕獲ザリガニの旨味向上と有効活用」 共同発表者:高橋清孝,石井洋子,君島奈々恵,早坂史郎 |
地域連携活動(出前授業) |
2023年9月1日 | 仙台市秋保市民センター主催の「サマースクール」において、仙台市馬場小学校の1~6年生を対象として開催されたイベント「チリメンモンスターを探せ!」の講師として参加し、「おさかな食育」・「環境教育」の実習を行った。 |
大学公開講座講師 |
2021年10月 | 東北生活文化大学・短期大学部 6号館・学生ホールにおいて、5組13名の親子を対象に、公開講座「チリメンモンスターを探せ!」を開催した。「チリメンモンスター探し」は、「環境教育」・「栄養教育」・「食育」の一環、海の生き物、食べ物、環境などについて楽しみながら学ぶことができる教材として知られており、公開講座では海の生きものに関するクイズ、ミニ講義、実習を行った。 |
シンポジウムにおける講演 |
2023年3月5日 | NPO法人シナイモツゴ郷の会(大崎市鹿島台)主催の「2023年度 水辺の自然再生WEBミニシンポジウム・地域研修会 里山里地水辺の自然再生と保全活動」において講演を行った。 テーマ:アメリカザリガニとブラックバス退治の成果と課題 題目:アメリカザリガニとブラックバスを防除し里山ため池と川の生態系を復元・保全 共同講演者:高橋清孝,長谷川政智,佐伯光広,君島裕介 |
魚食教育活動 |
2022年11月12日 | 東北生活文化大学短期大学部において「虹の丘児童センター」の児童を対象に開催されたイベント「チリメンモンスターを探せ!」の講師として参加し、本学の教職員、学生とともに「おさかな食育」・「環境教育」の実習を行った。 |
魚食教育活動 | 2022年10月29日 | スリーエム仙台市科学館において開催されたイベント「チリメンモンスターを探せ!」の講師として参加し、学生とともに「おさかな食育」・「環境教育」の実習を行った。 |
研究会における講演 |
2022年4月16日 | 食品科学教育審議会主催の「2022年度 食品科学教育協議会 第28回 研究会」において講演を行った。 題目:水環境中の化学物質と食品衛生 |
大学公開講座講師 | 2021年10月30日 | 東北生活文化大学・短期大学部 6号館・学生ホールにおいて、5組13名の親子を対象に、公開講座「チリメンモンスターを探せ!」を開催した。「チリメンモンスター探し」は、「環境教育」・「栄養教育」・「食育」の一環、海の生き物、食べ物、環境などについて楽しみながら学ぶことができる教材として知られており、公開講座では海の生きものに関するクイズ、ミニ講義、実習を行った。 |
魚食教育活動 | 2019年9月 | 東北生活文化大学短期大学部において、仙台市虹の丘児童センターと連携し、子どもたちの魚食教育活動の一環として、地域連携事業「さかな丸ごと食育プログラム」を短期大学部の教職員とともに実施した。プログラムは、「丸ごと1尾の魚を用いた調理および喫食」と「調理に用いた魚についての学習」の2部構成とした。 |
魚食教育活動 | 2018年6月 | 東北生活文化大学短期大学部において、仙台市虹の丘児童センターと連携し、子どもたちの魚食教育活動の一環として、地域連携事業「さかな丸ごと食育プログラム」を短期大学部の教職員とともに実施した。プログラムは、「魚料理作り」と「魚の食教育(魚介類の生態等についての学習)」の2部構成とした。 |
環境教育・栄養教育・食育 | 2013年4月~2015年3月 | 兵庫県水産技術センターの来館者(小学生、大学生および大学院生の実習、小学校教諭の研修など年間約6,000名)に魚介類を中心に「環境教育」・「栄養教育」・「食育」を行った。 |