令和6年6月22日(土)、6月29日(土)の2日間、令和6年度 みやぎ県民大学(大学開放講座)「あなたの知らない服飾の世界」を開催。11名の受講者に参加いただきました。

【テーマ】
日常何気なく接している服飾の世界を、『材料』『加工・整理』『企画・設計・生産』『流通・消費』の広い視点から再考し、より充実した日常生活を過ごしましょう。

【1日目】6月22日(土)
(前半)川又勝子准教授
日本の民族服といえば「きもの」ですが、歴史の中で日本人の衣服はどのように変化してきたのでしょうか。そして、デジタル技術で社会の仕組みや生活が大きく変わる時代を生きる私たちと衣服の関係はどうなっていくのでしょうか。これらの視点から衣服について考えてみましょう。
(後半)何 水蘭講師
ファッションデザインの基本であるファッションデザイン画を制作体験することにより、ファッションデザインの奥深さを紹介する。

【2日目】6月29日(土)
(前半)水谷 浩講師
最近、お年寄りや身体の不自由な人たちをはじめ、誰にでも着やすく、素敵なユニバーサルデザインのファッションが注目されています。これらの商品を事例に取り上げ、「障がいの有無にかかわらず、すべてのヒトを前向きで、明るい気持ちにさせてくれる」という視点から、普段は気づかない衣服の機能やデザインなどについて考えていきます。
(後半)菅野修一教授
日常あまりなじみのない『化学』の視点から、被服の材料について解説すると同時に、材料開発の裏舞台についても紹介する。

【受講者の声】
●今回、初めて東北生活文化大学で、それぞれの先生のアカデミックな研究を知ることができました。よかったです。
●洋裁、和裁など趣味として楽しんでいるので講義題名に興味を持ち受講しました。旅行業の会社に20年在籍し、介護の講習も受講し終えたところでコロナ後の旅行業界、乳がん患者の湯浴着など変化しているのだなと感じた。
服飾、繊維にも化学が大きく関係していてなかなか考えさせられた。何事も勉強。
●今回はじめて県民大学の講座を受講しました。偶然見かけたチラシで応募しました。衣服(ファッション)に興味があったので、とても楽しめました。内容が服の歴史、デザイン画、ユニバーサルデザイン、素材とうまくバランスがとれていて充実していました。特に実践(アイロンプリントやデザイン画)は普段できないことなので面白かったです。
せっかくこんなに立派な講座ですので、受講者が少ないのが残念です。もったいない!!もっとたくさんの人に聴いてもらいたいなと思いました。チラシが仙台駅とか地下鉄にもあるといいのかも…。すでにあったらスミマセン。私個人としては、これを機会にまた受講したいと思います。ありがとうございました!
●毎年楽しみにしています。美術、工芸の新たな地平について御教示、紹介下さい。ついて行きたいと思います。
●各大学の講座をありがたく受講させて下さり感謝申し上げます。特に当大学においては丁寧であつかっていただき、まるでお客様あつかいで大切にしていただきました。老人の一人として深く感謝申し上げます。
学ぶことの幸福を感じつつ日々を過ごすことは本当に楽しく一日一日が過ごせる事がありがたく思っております。みやぎ県民大学が続く限り参加させていただきます。
●お世話になりありがとうございます。学校で「まなぶ」ということのない年齢になり、このような講座はとても勉強になります。本が好きなので文学について学習したいです。
●勉強することは楽しいと改めて思いました。
●衣服と社会の関係がとても興味があって楽しく受講させていただきました。デザイン画も初めて体験できて有意義でした。「ピンクリボンの宿」が全国の施設で広まるようになるといいなぁと感じました。
「医療アートメイク」初めて知りました。初めて知る事が多く意義のある2日間でした。化学は深くおもしろいです。
科学と化学…人間性、実験がとても楽しく貴重な時間でした。ありがとうございました。
●いつもありがとうございます。毎年楽しみにしております。

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生文大通信

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