8月24日(土)、虹の丘連合町内会主催で、健康栄養学専攻鴫原研究室が「健康づくり講座~いざというときに備えよう、防災食~」を開催しました。約30名の町内会の皆様が参加。
まずは、体を使って、防災クイズを実施。「地震が来たらまずどうする?」との問いかけに対し、昔から言われている「グラっと来たら火を止める」と思っている人が数人いましたが、コンロの機能が発達した現在では、自動消火するものもあるので、「まずは、身を守る」ことが大切であることをお伝えしました。
今回は、カゴメ(株)様から提供いただいた、長期保存可能な野菜ジュース、身近な調味料トマトケチャップを用いて、防災食の簡単調理・試食を行いました。災害時3日以内は命をつなぐために炭水化物を摂取、4日目以降はタンパク質・ビタミン類の摂取が必要となってくることをお話ししました。学生たちは参加者の調理補助を行い、和やかな雰囲気の中で、実習が進みました。アルファ化米と野菜ジュースを使ったカレーピラフ、密封袋を用い、鍋を汚さずに調理するスパゲッティナポリタンを調理しました。実際に試食いただくと、参加者同士で「美味しい」との感想が聞かれ、開催の意義を感じました。