2024年6月11日、健康栄養学専攻2年生が嚥下食・介護食シェフ在川一平氏(株式会社フードケア)から特別講義を受けました。在川氏は多くの場で医療介護従事者や嚥下障害患者家族などに嚥下食の作り方など手解きしており、言語聴覚士や歯科医となる学生にむけても嚥下食について講義をされています。今回、日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021の物性と栄養価について調理師の立場から説明するだけでなく、酵素処理したゼリー粥(スベラカーゼTM粥)の作成のデモンストレーションも行い、ミキサー粥との物性やたべやすさの違いも教えてくださいました。在川氏は多職種が働く現場でのコミュニケーションの重要性を強調されていました。これから実習にでていく2年生にとり大変な刺激になりました。在川先生ありがとうございました。

介護食シェフ 在川 一平氏プロフィール

株式会社フードケアの介護食シェフ。
介護食を「簡単に」「美味しく」作れるよう日々研究している。
調理を通じて、介護食シェフとして作る人も食べる人も笑顔にできるよう、全国各地で調理実習などの活動をしている。

●調理実習実績(対面・オンライン)
 年間50回以上のセミナーを2018年~現在まで実施。
●日本摂食嚥下リハビリテーション学会新潟大会(JSDR2019)の栄養士交流会にて学会発表。JSDR2023では4演題を共同演者で発表。
●その他、国際医療福祉大学成田校言語聴覚学科、武蔵野大学言語聴覚科、朝日大学歯学部で臨時講師を務めている。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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