服飾文化専攻のカリキュラムは、教養科目、基幹科目、服飾文化専攻科目、教職科目、学芸員科目で構成されています。
今回は全10回にわたって、服飾文化専攻の授業を一部紹介します。(10月31日~12月1日の毎週月曜・木曜配信予定)
授業紹介⑩ 教育相談
服飾文化専攻では中学校・高等学校の「家庭科」の教員免許を取得をすることができます。この教員免許取得を目指す場合、”教職科目”という分野の講義や演習、実習をたくさん履修しなければなりません。「教育相談」という講義はその教職科目分野の一つです。
教員には生徒からさまざまな相談が寄せられます。生徒の訴えをしっかりと理解して、適切な対応と支援をしていかなければなりません。
教育相談の講義では、不登校、いじめ、LGBTなどをめぐる諸問題など、学校現場で生じるさまざまな課題について考えていきます。さらに生徒ひとりひとりの悩みに耳を傾けるために必要なカウンセリングの基礎について学びます。
ちなみに上の図は2011〜2021年までの不登校の児童・生徒数の変化を表したものです。不登校の子の数がずっと増え続けていることがわかります。