服飾文化専攻では、「服飾講座」を配信します。(全8回、5月~7月予定)

専攻の教育・研究に関する生活・服飾、教育等、様々な知識をシリーズでお伝えします。

服飾講座⑦ 服飾生活特別演習 「古くなった洋服を捨てる?」

第7回目は服飾デザイン研究室の何が担当いたします。

現在の日本における衣類廃棄量は、年間約100万トンといわれています。その量は、枚数に換算すると実に33億着。約70%は燃えるゴミ・燃えないゴミとして処分されており、全体の半分以上が焼却処分されています。衣類のリユース・リサイクル率は20%以下という水準です。衣類の大量廃棄は根深い環境問題です。この問題を解決するには、リサイクルにつながるリメーク方法を実践する必要であります。

研究テーマ:大学生の古着廃棄状況調査と再生利用方法に関する研究

服飾文化専攻3年生の7人が当たり前の日常となっている大学生の衣服の廃棄状況等について自らが分析します。古着の歴史、古着の市場、古着最新の市場の調査、古着のリメーク方法などについて、調査します。さらにそこから得られた結果や知見をファッションデザインの手段として、実際に古着をリメークし、新しいリメーク方法を検討します。

ファッションデザインの力で、衣類のリユース・リサイクル率改善し、大量生産、大量消費、大量廃棄を続けてきた日本を変えていきます。

【参考資料】

https://komeru.komehyo.co.jp/637

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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