短大の食物栄養学専攻は、2022年度から東北地方で唯一の 食空間コーディネーター3級 認定校になります。この資格は、NPO法人食空間コーディネーター協会が認定しているものです。
取得方法は、個人で試験に合格する以外に、全国認定校(現在7校の大学・短大)で取得する道があります。2022年度からは、本学の選択科目「テーブルコーディネートⅠ」「テーブルコーディネートⅡ」を履修すると、「食空間コーディネーター3級」を取得できます。
この科目は、NPO法人食空間コーディネーター協会認定講師の小林知恵子先生が指導して下さっています。「フードコーディネーター3級」取得にも必要な科目です。写真は、2021年度に履修していた学生たちが、テーブルコーディネート展(10月)とオープンキャンパス(12月)で発表した作品です。
食空間コーディネーター資格とは(NPO法人食空間コーディネーター協会のホームページより)
古今東西で築かれてきた「テーブルコーディネート」の基礎的な知識と技能を習得することができます。幅広い文化によって構成されている食空間に関する知識を勉強することにより、感性が豊かに磨かれ、「おもてなしの心と感謝の気持ち」が理解でき、スペシャリストになるための基礎的な準備が整います。
活躍の場
・ホテル・レストランをはじめサービス業全般でのプロデューサー・アドバイザー
・インテリアを含む食空間プランニングのプロデューサー・アドバイザー
・テーブルウェア製造、販売業界での、商品企画のアドバイザー
食空間コーディネーター資格とは|NPO法人食空間コーディネート協会 (talk-tcs.gr.jp)
10月のテーブルコーディネート展では、小林先生のご指導の下、学生たちが考えた作品を展示発表しました。
①テーブル設営 ②アンダークロス(クッション)敷き ③テーブルクロスかけ(アイロンがけ)
④トップのテーブルクロスをコーディネート ⑤食器、カトラリー、グラス、フィギアなどをセット
⑥小林先生から、一人分の幅、奥行きなどの指導をしていただいているところ(食器と食器の間をメジャーで測定)
【タイトル】最高の時間~Happy Memories
【コンセプト】(一部抜粋)フードコーディネーターの資格取得を目指し、テーブルコーディネートについても学んできました。今回のテーブルでは、クラスの友達と手軽に楽しめるメニューを考えました。入学してから、コロナウィルスの影響でお祝い事や学校行事を行う機会がなく、みんなで食事をすることもほとんどできませんでした。食べ物がおいしくなる秋に合わせて、彩りにはこだわって、みんなで一緒に料理を作り、自分たちらしい空間も演出。これまでの学校生活を振り返り、思い出は話や裏話をしながらご飯を楽しみます。短い学校生活ではありましたが、目標に向かって一緒に勉強した友達との卒業前の楽しい思い出を作ります。
【メニュー】秋鮭の洋風混ぜ寿司、さつまいもと鶏肉のドリア、カボチャのニョッキ、海老とアスパラの塩炒め、ローストビーフ、リンゴとアーモンドチーズのサラダ、フォンダン・オ・ショコラ、ぶどうジュース、オレンジジュース、炭酸水
12月のオープンキャンパスの企画では、学生たちが自主的にクリスマスをテーマにテーブルコーディネートをして学んできた成果を発表しました。高校生や保護者のみなさんに、テーブルに着席していただき、おもてなし空間を体験していただきました。
本学のカリキュラムの特長は、2年間で国家資格の栄養士免許に加えて、様々な資格が取得できることです。
【2022年度入学者から取得可能な資格・免許】
①栄養士
②フードサイエンティスト(申請中)
⑥食生活アドバイザー(受験対策科目を設定)