東北生活文化大学短期大学部では、5月11日から6月末まで講義形式の授業を遠隔授業で行っています。6月29日からは、実験・実習を中心に、対面授業を開始する予定です。

 

本学では、4月に学生を対象にWeb環境調査を行いました。その結果、データ通信量の制限があったり、自宅にパソコンがなくスマートフォンのみ、プリンターがないという学生が一定数いることがわかり、今回は授業内容をわかりやすく印刷物の形にして、4回に分けて郵送しています。

   

 教員がZoomの準備をしている様子(3者で会話中)     これまで以上にわかりやすく作られている資料

 

追加の情報提供、意見交換、質疑応答は、ホームページ掲示板システムを活用したり、各授業の担当教員の判断により、学生の負担にならない範囲でWebミーティングのZoomを使っています。

上の写真は「栄養指導論Ⅱ」でZoomを使う準備をしているところです。先週実際にやってみたところ、お互いに手元の資料などを見せあったり、学生が「画面の共有」をしたりと、活発なやりとりをすることができました。学生が困っていることや、学習の進み具合の確認もできました。

 

また、教員は学生が提出した課題を、採点したり、解説やコメントを書き入れ、次の便で返却します。フィードバックの方法は教員によって違い、手書き、パソコン、スタンプなどいろいろです。

 

 教員が学生からの提出物にコメントを書き込む様子     ひとり一人に課題(返却)と授業資料を送る

 

 

     食物栄養学専攻の教材準備の様子

 

予め計画していた教材郵送日には、業者の方が数名来て、学生宛ての封筒をトラックに積んでいきます。教材が無事に学生たちの元に届くようにと、教員みんなで見送りしました。そうこうしているうちに、学生たちからの提出物が届きました。

 

緊急事態宣言により始まった遠隔授業ですが、食物栄養学専攻では、これまで以上に、学生ひとり一人との関わりを大切にしながら進めています。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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