東北生活文化大学短期大学部 食物栄養学専攻卒業生 対象
管理栄養士国家試験へ向けた支援計画のお知らせ
卒業生の皆さま、元気にしていらっしゃいますか。
さて、将来、栄養士の実務経験を経て管理栄養士を目指したい(国家試験を受験したい)と考えている人へお知らせです。
一般的に、働きながら管理栄養士国家試験の受験勉強をする手段として、以下のようなことが挙げられるでしょう。
「通信講座」「問題集を購入し勉強」「有料の業者模擬試験を受験」
「インターネット上の問題を解く」「各種情報収集」
本気で受験を目指す者は、上記のような方法で、自学・自習することが必須です。しかし、実際には、仕事を抱えながら国家試験対策を行うことはたいへん難しく、社会人の国家試験合格率はかなり低いのが実情です(平成27年度栄養士養成課程既卒者22. 8%)。そこで、本学卒業生がその困難を少しでも克服できるよう支援する計画をしています。具体的には(下図参照)、
1.栄養士実力認定試験の受験を前提とした対策プリント郵送と進度の確認
(在学中使用したものと同じ内容も含まれるが、繰り返し学習の意味で有意義)
2.ホームカミングデー等を利用したアドバイス(郵送した問題に関する質問など)
3.卒業後1年~3年目を対象として、栄養士実力認定試験の受験「目標 ⇒ 8割の達成」
4.卒業後2年~4年目対象として、国家試験模擬試験(過去問を一部改編したもの)への招待
5.その他、随時、質問可。
などを予定。
栄養士実力認定試験も国家試験も、短大で学習した内容が基本になります。ゼロからスタートではなく、短大の学習を土台にして、もう一度復習しなおすことが大事です。
〇なぜ、栄養士実力認定試験か?
栄養士実力認定試験に比べ、管理栄養士国家試験の方が難易度も高く、問題数も多い(200問)ことは言うまでもありません。とはいえ、栄養士実力認定試験の出題範囲が国家試験の出題範囲の基礎部分になっていることは間違いありません。よって、栄養士実力認定試験の正答率が8割に満たないようでは、国家試験の合格などは夢のような話でしょう。
そこで、最初の目標として、「栄養士実力認定試験の正答率が8割」達成を掲げました。在学中、受験した者も、8割を達成できているわけではないので、もう一度受験することは意味あることです。また、対策は国家試験ベースで行うので、対策そのもののレベルは低くならないはずです。
〇卒業後の栄養士実力認定試験受験メリットは?
一般的に言えば、栄養士実力認定試験のメリットとして、「栄養士としての知識と資質の向上を、就職・転職の際に有利に働かせる(履歴書に書けるなど)ことや、昇給・昇級の可能性」があげられます。また、卒業生支援の中では、
・事前に日程がわかっているので、時間が合わせやすい。
・職場の理解を得やすい。
・互いに知っている卒業生が集まって受験することで、情報交換し理解の確認ができる。
・試験後すぐに教員が指導できること。
などがあげられます。
〇申し込み
平成28年度(平成28年12月11日(日))の「栄養士実力認定試験の受験申込および対策資料」の郵送希望者は、郵送先と電話番号を、5月31日までに、下記まで連絡すること。
新しい情報は、こちらのページでお知らせいたします。
〒981-8585 仙台市泉区虹の丘1-18-2
東北生活文化大学短期大学部生活文化学科食物栄養学専攻 卒業生支援担当
TEL:022-272-7512
E-mail:stepup.tandai@mishima.ac.jp
電話の場合、電話対応の助手に必要事項(卒業年月、名前、郵送先)を伝えてください。