4月の服飾講座に引き続き、GW期間終了後の5月7日~研究室紹介を行います。
卒業研究という言葉を聞いた事があるかもしれません。大学ならではの教育として研究活動が行われています。
服飾文化専攻では、3年次「専門研究Ⅰ」、4年次「専門研究Ⅱ」が開講され、1~2年間かけて学生は様々な分野の研究に取り組みます。
月曜と木曜に配信予定です。
研究室紹介③ 臨床心理学研究室
こんにちは。臨床心理学研究室の宮前理(みやまえおさむ)です。どうぞよろしくお願いいたします。
人間は誰でもいろいろなことで悩みます。臨床心理学とは、さまざまな悩みを抱えて困っている方々に対し、心理学的検査やカウンセリングを実践する研究領域です。「こころの病」を通してこころとは何か、こころの健康とはどういう状態かなどについて考えます。皆さんがご存知のスクールカウンセラーは臨床心理学を学んだ人たちが多いです。
東北生文大学では教員を目指す学生さんに必修科目の「教育心理学」や「教育相談」などの講義を通して学んでいただきます。心理学やカウンセリングを理解して生徒の心をよく理解できる教員になっていただきたいからです。
さらに関心を持たれたら「専門研究Ⅰ、Ⅱ」でより理解を深めてください。二人の学生さんが昨年、文献研究により発表した題目を紹介します。
ー「聞き上手になるために必要な3つのこと」
ー「教育相談において「聞き上手」な教員とは」
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最後に加守田章二という陶芸家の残した言葉をご紹介します。
「自分の外に無限の宇宙を見る様に、自分の中にも無限の宇宙がある
この両宇宙への 調和のとれた集注が 行動力の本質である」(1971)
なかなかの美文ですね。
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