健康栄養学総合演習Ⅱ(うち4回)では、学生の総合力を高める目的で、本年度は「管理栄養士の卵による健康政策の立案」というテーマで、現役の議員を計4回招き、健康政策の立案をテーマとしたグループワークを行ってもらいました。
この日は最終日ということで、政策発表会を行いました。
審査員として市議2名、県議1名がお越しくださり、実現可能性も含めて審査をしてくださいました。
学生においては自分の発表を議員に聞いてもらえる、二度とない貴重な時間となりました。
閉会式では優秀な発表3題が表彰され、そのうち上位2題は今すぐにでも実現可能なのではアドバイスをいただきました。これは凄いことです。
また学長先生もお越しになり、学長特別賞を授与くださいました。表彰された班はとても嬉しそうでした。
さて、栄養の世界を三権分立(司法、立法、行政)にたとえてみると、司法(法律)にもとづくのは栄養士法、行政であれば保健所栄養士がイメージしやすいですが、立法ということになると、「健康政策の条例・法律の作成」といえば分かりやすいでしょうか。
さかのぼること120年前、本学はもともとは法律学校からスタートしています。
「管理栄養士教育×議員」という全国でもほとんど見られないこの取り組みを、本学ならではの教育として確立していきたいと思います。
最後になりましたが、今回お越しくださった議員の皆さま、本当にありがとうございました。