今回は校外実習の報告会についてご紹介します。
食物栄養学専攻では2年生になると学外に出て給食施設に勤務されている管理栄養士の先生から指導のもと、栄養士の実務について学外(給食施設)で学びます。この校外実習は、これまで短大で学んできたことの成果も確認することにもなるので、学生の皆さんはそれぞれ準備を進め本番に挑みます。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、実習先施設の協力もあり何とか全員が校外実習を終えることができました。
今回ご紹介する校外実習報告会は、実習を終えた学生さんが自分自身で実習から得た学びを整理し、理解を深め、そしてその内容を報告(他の人に伝える)するというものです。この報告会に参加するのは、2年生だけでなく、食物栄養学専攻の1年生や教員も聴講します。その中でも特に1年生は、1年後の自分達の姿として見られるのでこれからのイメージトレーニングにもなります。
報告会本番までには色々な準備が必要です。報告会は自分たちで作成したパワーポイント資料を使って発表(報告)形式で実施します。自分たちは実習で「何を見て、何を学び、何が必要か(求められている)」について自分の言葉で報告を行います。発表は、練習を重ねれば重ねるほどクオリティーも良くなります。
写真は発表のリハーサル練習をしているところです。発表内容についても担当教員からアドバイスを入れるので準備を早めに進めたチームは完成度も高くなります。
発表会場に移動して最終チェックをしているところです。報告会開始までもう少し。緊張が高まります。
緊張もあるようですが、皆さんリハーサルの時よりも落ち着いて発表していました。準備をしっかりしておくことの大切さが分かる瞬間です。
発表の本番は成果を披露する場なので重要ですが、大切なのはそこに行き着くまでの道のりをどう歩んできたかです。学生それぞれの到達度は異なりますが、きっと自分の目指すゴールにまた一歩近づけたと思います。学生の皆さん、お疲れ様でした。