2月8日(日)「フォレスト仙台フォレストホール」において、公益社団法人宮城県栄養士会主催による「第49回宮城県栄養改善学会」が開催され、学生発表特別枠で健康栄養4年清野志穂さんと茂木麻衣さんが「保育園給食の残菜調査から見えてきたこと」の研究を発表しました。
学生は保育所で臨地実習を行った際に給食の残菜量が気になり、大学で課題研究に取り組みました。今回は、保育園での残菜量の測定から、野菜料理の食べ残しが多いのに気付き、不足栄養量の分析をおこないました。保護者に、子供の野菜の好き嫌いの有無、家庭での調理の仕方、喫食状況などを質問紙で調査し解析しました。子供の嫌いな野菜をほとんどの家庭では工夫をして食卓にだしていましたが、子供が食べないから、料理の方法が分からないからの理由で調理をしていない家庭もありました。子供が苦手な野菜を使い、家庭で簡単に作れる野菜料理を考案し、レシピ集を保護者に配布し評価を得ました。参加した会員の方々からは「しっかりまとめていて、わかり易い発表でした」とのコメントをいただきました。
午前は現場で活躍している栄養士さん管理栄養士さんの発表を聞き、業者の展示会を見学し、学生にとって実りある一日となりました。