「地域福祉論」という授業で、フィールドワークを行ってきました。
第2弾目は、石巻市の「子どもセンター らいつ」にお邪魔してきました。
「らいつ」は、子どもの権利を最大限に引き出してくれる場所です。
子どもの権利とは…
①生きる権利
②育つ権利
③守られる権利
④参加する権利
の4つの柱で成り立っています。
施設のいたるところに、利用している子どもたちが自分たちで決めたルールが貼られています。
「ここの場所の使い方は、こういうルール」といったように、みんながほっとできる場所を守っていくために、どうやったら楽しく過ごせるのかを子どもたちで考えます。
「人気のバスケコートや防音室は、時間を決めてやらないとみんなが使えないね」などと、何か困ったことがあれば、すぐに運営会議を行い、子どもたちが積極的に意見を出し合って決めていきます。
施設見学だけがフィールドワークの目的ではありません。
地域における子どもの居場所つくりとしての機能などをしっかり学んできました。
なんと講師をしてくださったスタッフの方は、東北生活文化大学美術学部の卒業生でした。
ご縁があることに感謝しつつ、子どもの権利を守っていくためにできることを考えるよい機会となりました。