被服整理学実験は、被服の洗浄にかかわる理論や、製品に適した取り扱い方法の選択、表示等、実験を通して学ぶ科目です。
今回(11月20日)は、商業洗濯についての学習として、♪クリーニングを行う企業での工場研修♪を実施しました。
はじめに、商業洗濯の概要についてご講義頂いた後に、工程ラインで研修を行いました。
その一部を紹介します。
はじめの写真は、スーツのプレス仕上げ加工のマシーンです。より、立体的に仕上げるために、着用した形状でプレスをします。
次の写真は、しみ抜き工程の様子です。様々な溶剤を用いてしみを除去し、バキュームで吸い取っていきます。お客様からお預かりした製品の生地の風合いを損なわずに、また生地の色柄を落としてしまわないように、溶剤は何を使うか、どこまで処理するか、見極めて作業をすすめています。
この他、前処理、ドライ、ランドリー、乾燥、たたみ工程等、商業洗濯の全工程について研修いたしました。
今回の研修にご協力頂きました神奈川クリーニング様に感謝申し上げます。
服飾文化専攻では、より産業と密着した教育を行うため、様々な企業での実地研修を行っています。今年度も染色加工、織物、糸の製造、アパレル等、複数の企業のご協力を得ています。
ご協力頂きました企業の皆様に感謝申し上げます。