11月1日に行われた「家政特別講義Ⅱ」では、福島県で「食育保育園Ⓡ」を運営している園長の蛭田さゆり先生を講師にお招きし、「伝えてほしい食育」と題してご講演いただきました。株式会社プライマルの代表取締役でもある蛭田先生は、2005年の保育園設立当時から子どもたちに不足しがちな栄養素の補完を目指し、食育給食の提供に積極的に取り組んでこられました。現在、郡山市内で4園を運営する蛭田先生は、なぜ保育園で食育が必要なのか、どのような活動を行っているのかについて分かりやすく説明された他、当日は系列園で実際に行われている食育指導をデモンストレーションしていただきました。
受講した学生たちは、食育の重要性や課題について理解を深めると共に保育の現場で管理栄養士にどのような役割が期待されているのか等、これからの学びや自分を見つめる良い機会になったのではないかと思います。