食物栄養学専攻2年生の「ライフステージ栄養学実習Ⅱ」では、年代別の栄養アセスメント・指導について学びます。学生たちは、5つの症例(幼児期、学童期、妊娠期、成人期・ストレス、高齢期)のアセスメント・献立作成に取り組み、学生自身が料理教室の講師役を経験します。

第1回目の6月3日は、9歳の男児の症例をふまえ、学校給食の栄養基準を参考にした食事づくりを実践しました。6つの班に分かれ、それぞれ講師役の学生が考案した献立・レシピを調理・配膳しました。

<1班>カレーライス、カラフルサラダ、豆腐スープ、果物、牛乳

<2班>ごはん、豚肉のしょうが焼き、春雨サラダ、トマトスープ、牛乳

<3班>ごはん、鯖の味噌煮、れんこんの梅和え、具沢山味噌汁、牛乳

<4班>ごはん、鯖の味噌煮、きんぴらごぼう、豚汁、牛乳

<5班>ごはん、鮭のクリームシチュー、えだまめのおやき、ヨーグルトのフルーツ和え

<6班>ごはん、たらの唐揚げカレー風、小松菜と人参のおひたし、玉ねぎの味噌汁、牛乳

今回の目標値は、エネルギー量(650kcal)、カルシウム(350mg)、鉄(3㎎)、ビタミンC(20mg)、食物繊維(5g)、食塩相当量などです。目標値に近づけることは大事ですが、見た目、味も重要です。実際に作ってみると、調味料や食材の重量を少し修正した方がよい場合もあり、修正箇所を記録・共有することを重視しました。6人の講師役学生のリーダーシップと臨機応変の対応により、美味しく作れたようです。学生自身が計画・実施・評価する実習では、栄養士としての実践力を身に付けることができます。来週は幼児食に挑戦します。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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